今回もご飯3杯はいけますね。
■魔法先生ネギま!(12)/赤松 健
なーんかさぁ・・・感想を一言で書けなくて困るよね。(良い意味で)詰め込みすぎてて、もう何回でも読み直ししてしまうというか。
何書きゃいいんだろ・・・えーっと・・・ああ、そういやこの漫画で言うところのインターネット掲示板って2chオンリーかよッ!って(ぉ
#「スタンド使いキタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!」じゃねーだろ。
あまりにも描写されてるのがいろいろあったので、逆に粗探しをしてみましょうか。まず・・・気になったのは、刹那があまりにもバトルに集中し過ぎて、チビ刹那とのラインを完全に忘れてないか?って点w
確かにスタンダロン、半自立型ってのはあったけど、別に刹那側からラインを張ることが出来ないわけじゃないだろ。
#裏であんなことになってると言うのに・・・
まー本人幸せだろうし(笑)新たな恩人にも出会えた(しかも一方的な勘違いだし)ということで舞い上がってるから、完全に忘れちゃってる・・・そういうことだろうな。
むー・・・全然粗じゃない(--;
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ま、とにかく凄いですや。裏で進行する超の策略、そしてそれに呼応して動いたシスターズ(そしてアレが・・・あのキャラなんだろうな)。ハルナが「魔法」を怪しみ出して、それには関係なく「魔法」がネット上に氾濫。千雨は完全に気付いてしまっているが、自分の中の信念が許さない(笑)。で・・・あー駄目だ、このペースでなんやかんや書いてっても100行に収める自身が無い(ぉ
作者当人がどう考えてるか分からんけど、ここまでくると本当に「群像」だよな、と思わざるを得ない。とにかくどのキャラもそれぞれの思惑で動いている。
#それを意識させるのも上手いんだな。
巻末の描写なんかさぁ・・・どう見ても単行本意識して作ってるわけじゃん?
参考>ネギま!12巻分のトーナメントまとめ
そういえば9巻の四葉のあの台詞は自分も引っかかったんだよな。「誰かを恨んだり、何かから逃げたりして手に入れた力でも・・・」ってやつですね。確かに、清濁併せ持つこと自体の肯定という視点が無いとこういう表記はこのシーンに似つかわしくない。
12巻収録分と言えば、この考察も凄い。
>ネギま!「神鳴流 浮雲・旋一閃」大解析
★★★★★
そういえば表紙の明日菜がエヴァの頭に手を置いてる描写、最後まで読めばなるほどな、ってところでしょうか。
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■Q.E.D-証明終了(22)/加藤 元浩
・春の小川
正直、こっちの話はよく分からなかった・・・いや、レトリックというか、表現上に仕掛けがあったってのは面白いんだけど、燈馬がそれに何故気付いたか?ってのにちょっと発想が飛び過ぎてて・・・。
#って、この漫画の感想はコレが多いな(^^;
本来なら100ページやそこらじゃなくて、その倍くらいでジワジワその伏線見せてった方が面白いんじゃないかな?と言う感じだった。
・ベネチアン迷宮
逆にこっちはよく分かって、かつ面白かった。
#時間稼ぎや「アレ」の正体など等。
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ところで巻末、「ロケットマン」の連載が終わったと思ったら、また新しいの始めてるんですね>「C.M.B」
#しかもまたミステリw
「ロケットマン」は最後まで微妙でしたが、こっちは見た感じなかなか面白そう。単行本を楽しみにしています。
★★★☆☆