栄誉

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野球ファンが日本シリーズに興じる中、ひっそりと、ホークスをパリーグシーズン1位に導いた左腕が沢村賞の栄誉に輝いた。

沢村賞にソフトバンク・杉内=満場一致で選出-プロ野球

 今年のプロ野球で最も活躍した先発完投型投手に贈られる沢村賞の選考委員会(委員長・藤田元司元巨人監督)が24日、東京都内のホテルで開かれ、18勝を挙げてパ・リーグ最多勝と最優秀防御率の両タイトルに輝いたソフトバンクの杉内俊哉投手(24)が選ばれた。同投手は初受賞。ソフトバンクからの受賞は2003年の斉藤和巳(当時ダイエー)以来。
 杉内は26試合で196回3分の2を投げ、防御率2.11、勝率8割1分8厘、完投8、218奪三振。チームのレギュラーシーズン1位の原動力となった。
 選考過程で、杉内は投球回数と完投試合数で審査基準に足りなかったが、成績がロッテ・渡辺俊、ソフトバンク・斉藤、西武・西口などの他候補を引き離しているとして、満場一致で選出された。

満場一致、おめでとう!
ジワジワと調子は右肩下がりだったものの、それでも終盤まで勝ちを狙えるピッチングを維持できたのがこの結果に結びついた。
#つまり、如何に我慢できるか?だ。
昨年、一昨年までのホークスは、良くも悪くも強力な打線の援護でピッチャーが援護されることが多々あるチームだった。今年も決して打線が貧弱なわけではないけれど、こと、杉内の登板した試合の杉内が投げてる間の援護は多かったとはとても言えない。中には勝ってバトンタッチしたにも関わらず、後続が打たれて勝ち星が消えたこともあった。
「球速以上の球威を感じさせる」というフォームによる特質はあるものの、基本的にはストレートは140キロそこそこ。あとはカーブとスライダーにチェンジアップと球種も特に優れているわけではない。それでもこれだけ勝てたのは、徹底して持ち球で戦えるだけのキレとコントロールを維持し続けた結果だろうか。かつて同じ背番号を背負った工藤のように息の長い投手になってくれればいいな、と思う。

今後も賞に恥じない投球を 誇らしげな杉内
 来季はその悔しさを晴らすことが目標となる。「秋季キャンプでは体を痛めつける。妥協しないよう頑張りたい」。左腕は早くも闘志を燃やしていた。
誰もが想像するツッコミ・・・くれぐれも痛めつけすぎないように(汗
そういえば先に挙げた工藤も、何故か知らんが1年おきに好不調を繰り返すピッチャーだ・・・ヤな予感が(爆

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このページは、汎通が2005年10月24日 19:31に書いた記事です。

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