ほとんど突発的だったのですが、昨夜の撮影について。
正確には一昨日の夜に決まった遠征でした。一昨日、ツイッタで「そろそろ撮影向きの月齢になってくるけど天候ガガガガ・・・」的なのを呟いたと思うのですが、厳密には翌日の月曜夜は小田原から東は雲なし、水曜も多少雲は晴れそう、だけど他の日は・・・という感じでして。
#一応土曜もギリ行けそうなんですが、その夜は仕事、、、
「こりゃ、いきなり月曜夜に勝負掛けるしか無いんじゃないか?」と。まぁ次の週末まで待っても良いんですが(今のところ2月中旬までは休日仕事の予定はなし)保険の意味もかねて一度行っておいていいんじゃないかと。
と言うのもですね・・・実は車、3週間ほど動いてませんで(ぉ
#伊豆行ったしぶんぎ座流星群以来、実は一度も乗ってなかった。
流石にそろそろ動かしておかないとバッテリーおかしくなりそう、という懸念も後押しになりました。仮に今週末もダメなら一月近くになってしまいますからね、、、いや、まぁ他の目的でちょっと乗るくらいはできるんですけどね。
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一眼レフを購入してそろそろ1年です。
いつもこう・・・いろいろ試してみては良かったのも悪かったのもあるわけで。まぁ正直、悪い方が多いですね。7:3くらいで満足いかない方が多い、って感じです。
#帰宅してPCの画面で確認してガッカリ、、、みたいな。
なので、前もってもうちょっと明確に目的を持って撮影に行こう、現地で思い付きでやるのではなく、最低限このパターンを撮るとかもうちょっと整理してから行こう、という事で、、、今回は、
1.広角で星景写真を撮る
業後で行ける範囲、ということで、城ヶ島をチョイス。もう通算6回目、慣れたもんですが、実はいつも星ばっかで他の風景と一緒に撮る、と言うのを意識した事は無かったんですね。なので、少なくとも名所の「馬の背洞門」と一緒に撮ろうと。
2.200㎜で天体撮影を確認する
「確認する」というのはどういうことか?と言うとですね・・・昨年末、ついに10マソを越える価格のレンズを購入してめでたく自分もカメラ沼に足を突っ込んだわけですが(苦笑)、アレ(HD PENTAX-DA★11-18mmF2.8ED DC AW)を買った理由の一つが「明るいレンズ」だったのです。明るいレンズ(開放値が小さい)だとどのくらい撮れるのか?それが昨年末の遠征で結果を出したわけですが、「じゃあ望遠は?」という疑問に当たりまして・・・
#自分の手持ちの望遠らしい望遠レンズと言えば「SIGMA APO 70-300mmF4-5.6 DG MACRO」。
見ての通り、F4~5.6、しかもテレ端の300㎜では開放しても5.6、と2.8に比べると2段階暗い。それでも前回、朝霧高原ではそれなりに撮れたんですが、じゃあ200㎜まで調整してF4.5で撮ったらどうなるだろう?というのを試したかったのです。なので「確認」ですね。
3.smc PENTAX-DA 50mmF1.8の初陣
はい、突然ですが一つレンズが増えています(ぉ
実は先々週末にいろいろお買い物してまして・・・勿論買ったレンズは一つだけですが、とりあえず「明るい」ってだけで焦点距離は度外視して単焦点で買っておきたい、と言う目的で(一応、カテゴリ的には望遠になるらしい)
#しかもクッソ安い。
これ、実はPENTAXのレンズでは一番安い?1.2万くらいなんですが、昨年末の買い物のおかげでYahooショッピングのポイントがアホ程貯まってたもんだから半額くらいまで使って購入していました。
まぁどのくらい撮れるのか?お試しですね。
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実はちょっと意外だったのが、全然寒くなかった、という。
#いや、普通に気温は5~6度だから寒いは寒いんだけど。。。
でも、昨年末からこっちで行った各所の撮影に比べたら全然。Windyの予報では風速も9~10m/sってことでしたが、実際にはおそらく2~4mでしょうか。この間の伊豆とは比べるべくもなく・・・自宅何かでも風速測ったりしてる(安物の風速計ですが)のですが、ああいうサイトの予測値は5m/sくらい差っ引いた方が妥当性上がりそう。
まぁそんなわけで、、、一応靴というか足裏にはホッカイロ仕込んでましたが、他は必要ないくらいでした。年末年始なんて1分作業しただけで指先が痛くなったりしてたんですが。
あとレンズ交換はあらかじめ予定を立てて最少限にしました。まぁセンサーが汚れないようにとかは勿論あるんですが、単純に手間は減らすべき、というのもですね。
で、最初はいつもの場所(見晴らし広場)で撮って、帰る前に馬の背洞門に行こうと思ってたので、最後は1(広角)になる。とりあえずさっさと初陣済ませたいというか、いきなり天体撮影はしたくなかった(アレはそれなりに"凝る"必要があるので)ので、結果、3→2→1の順で行こうと。なので自宅では「smc PENTAX-DA 50mmF1.8」を装着しておきました。
また撮るべき星、天体もある程度絞っておいて。。。
1はそこまで拘らないが(地上のオブジェクトをどう入れるか?の方が重要)、とりあえずカノープスは入れておきたい。2では前回(朝霧高原)でも撮影出来たオリオン座の天体を中心に、ばら星雲、あと出来るか分からんが魔女の横顔(IC2118)。3は50㎜なのでそこそこ範囲あることから「バーナードループ」撮れたりしないかな?という事でオリオン座を、という予定でした。
まずは3。
まぁツイッタにも書いてますが、ググっただけで簡単に出てくるソレらに比べればまだまだ全然なのですが、でも現像してこう・・・赤い帯が出てくるとですね、ニヤニヤ出来ますねぇ(^^;
#しかし何だかんだ・・・やっぱ撮り方なんだろうな。
去年の6月だっけか。天の川を撮りにここには来てたわけですが、正直、その時の感想としては「ここ、全然ダメだなぁ」でした。まぁアレ、暗いレンズであんまり長時間撮れなかった上に途中から人が増え始めてやり難くなったのと高湿度のせいでレンズ曇っちゃったのも大きかったんですが。
ただアレですね・・・ちょっと50㎜だとサイズ的に狭いかな。あと結構外に行くにつれて流れてるのと、レンズの特性からか映りが甘い気がするんですよね。
#レンズのレビューでもF1.8の開放よりも1、2段階絞った方が良い、とあったりする。
なので、次は35㎜か18㎜か・・・残念ながら35だと明るいのが無いのでやるなら18㎜かなぁ。。。
次はこちら。2の天体群。
微妙にズレてて200㎜ではなく190㎜だったのですが、まぁそんなに変わらんか。
相変わらずSIGMA APO 70-300mmF4-5.6 DG MACROのピント合わせは難しいのですが、今回は結構上手く行った方だと思います。遠征で現地だといっつもこう・・・落ち着いてやれなくて失敗しがちだったんですが。
結論ですが・・・このくらいのサイズでも結構見栄えがするというか・・・望遠は大きければ正義って事もないですね。
#広角は広ければ広いほど、って気がしますが。
まぁ天体次第か。
最後に1。ちなみにコレ、どっちも編集で飛行機消してます。
相変わらずここは・・・飛行機飛び交いまくってますね。広角で10枚以上撮ってるのですが飛んでない写真が2枚しかなかったです、
思えば広角レンズ最初に買ったのは去年の5月なので、冬の大三角とカノープス入れた像は今回が初めてか(いや、RX100M3では既に撮ってたが)
しかし星景写真の現像って難しいですね・・・天体やら星空はそれぞれ如何に見えるように工夫するか?ってのがあると思いますが、景色として撮ると星空とオブジェクトの明るさが不自然にならないようにとか、あと特に上の写真で顕著ですがどうしても空と海の境目付近ってチリの濃度が高かったりするので色合いも汚い(苦笑
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まぁでも、短時間ながら(現地着が20時半、馬の背洞門離脱したのが22時10分くらいだったか)やりたい事を整理してたおかげで必要な分をしっかり撮れたというか。
#魔女の横顔を早々に諦めたのも大きかったな(苦笑
いや、2パターン撮ってみて液晶に映した結果、影も形も、、、って感じだったので。白系厳しいですかね・・・他の天体はいずれも赤か茶系ので、現像しても目立つんですが。