ブログは週末でいいかな、ってのもあったんですが、やっぱ忘れない内にというか鉄は熱い内にというか。
— half2mk2 (@mswin01mk3) December 14, 2021
適当に、流星が映りこんでた写真をアップしながら語りますか。
月の入りが1時前後という事だったので(実はこれは間違いだったことが後で発覚)、それに合わせて自宅を12/13 23時半くらいに出発。後々分かったけど、途中でナビのルートが変わっていた。
#多分、元々は大井松田ICで降りて246延々進む、みたいな予定だったはず。
それが何某かの理由で変わって御殿場ICまで進んでた。これ、4月に初めて行った際の帰宅ルートの逆なので実は覚えのあるパターンだったりする。
#当時気付いてなかったが、富士スピードウェイのすぐ近く通ってたんだよな。
なので、五輪のロードレースコースだった三国峠を上る、という・・・
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その4月の経験から、多分、全く人が居ないか、または流星群ということで大人気になってるか・・・どっちかだろうなと思ってたが、完全に後者でした。
もう三国峠の駐車場辺りから、そしてパノラマ台に至る道程に居るわ居るわ・・・路駐だらけ、徒歩で観測場所探してうろついてる人も多数。これは・・・パノラマ台、停められないんじゃないか?と覚悟したのですが、運よく、というか割と空きがあった模様。
#結構入れ代わり立ち代わりだったので。自分みたいに3,4時間ガッツリいた人は少ないのかも。
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現地の気温予報はマイナス4℃。そしてその通りの数字に(--;
実家帰った時くらいしか見ない"霜柱"がサックサクでした・・・4月に来た時の経験から、割と奥の方で1段下がった辺りが落ち着いて見れる、というのが分かってたので、他はわき目も降らずセッティング開始。撮り始めたのは1時半過ぎでしたかね。
他の人はベンチ近くとか、、、どっちかと言うと道路の方に遠征してた人の方が多かったのかもしれない。
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寒さに関しては、先日の秦野の菜の花台よりもさらに10℃近く低いという事で大丈夫か?と思いましたが、案外なんとかなる・・・ずっと外に手を出していなければ大丈夫。あと早々に靴の中は靴下に貼るタイプのホッカイロを装着しました。
セッティングはもう慣れたもの・・・それでも寒さがハンパないのは確かだし、終了した時に気づきましたが、三脚の下半分が結露してたんですよね・・・という事で、レンズヒーターを2台分(K-70、RX100M3)準備して大正解でした。
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K-70の方は、以下の設定です。
レンズ:SIGMA 8-16mm F4.5-5.6 DC HSM
焦点:8㎜
絞り:F4.5
露出時間:30秒(アストロトレーサー有)
これをリモコンで20回(インターバル3秒)を1セット。つまり1セット当たり大体10分ちょいです。
調整自体はISOを1600~6400で弄る程度でした。今回はとにかく"撮り続ける"が大事だと思ってたので、そこそこの画質で撮れれば問題なし、という認識。
RX100N3の方は
焦点:9㎜
絞り:F1.8
露出時間:10秒
ISO:1600or3200
これをリモコンでMAX300回(インターバル3秒)で1セット。つまり大体1時間。流石に長いので映し方変える為に1回途中で打ち切ったのもあったかな。
(データ上9㎜ってなってるけど、実際には違うよな?そこまで画角広くない)
12/14ふたご座流星群のベストショット。
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3:50くらい、まさにふたご座付近を横切る火球 pic.twitter.com/xxmEOdIG1G
まぁこれが一番ですね・・・これはどちらのカメラにも映っていました。ただ、結構地平線近くでこれに匹敵するレベルの大きな火球が他にいくつかあったハズなんですが・・・やっぱ低い位置は映りにくいのかもなぁ。
ちなみに、右がRX100M3、左がK-70。K-70は球面レンズなので結構歪んでます。冬の大三角形が崩れてますね。。。(一応、Lightroomで補正できるけど)
で、表垢にも書きましたが・・・やはりF値の差なんだろうなぁと。広角で広い範囲を映せば有利だろう、と装着した球面レンズですが、F値が暗く、また、普通の星ならそれでも長時間露出してればちゃんと映る(だから30秒にしていた)んだけど、一瞬しか出てこない流れ星には不利だった。結果、RX100M3の方が多数の流れ星を撮影出来てまして・・・
K-70 11枚(11個)
RX100N3 37枚(40個)※複数映りこんでるのが3枚あった。
と、圧倒的な差が(--;
#ちなみに、ツイッタでも書きましたが目視でも30個前後は見てました。
もちろん、映している方角の違いとかあるので(でなければそもそも2台体制でやらんわな)単純に出現数の違いもあると思うのですが、一般に方角あまり関係なく出現するのが流星群なので、、、
#実際、北斗七星の傍とか天頂方向とかも目視で現れたのを確認してます。
撮ってた時間自体はほとんど変わらないと思いますしね。そういうことなんだろうなぁと。
という事で、以下はいずれもRX100M3で撮ったものを加工しています。
流れ星が多めに現れた時間帯の比較明合成&タイムラプス・その1
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1:44~2:08。RX100M3の最初のセットだけど、手前左に草木写りこみすぎですよね(苦笑
右下のは月です。真ん中ちょい左に大きめの流れ星出てます pic.twitter.com/hKwqZfMNFT
流れ星が多めに現れた時間帯の比較明合成&タイムラプス・(めげずに)その2
— half2mk2 (@mswin01mk3) December 14, 2021
3:01~3:11くらい。割と短い時間に集中して、左上から左下、真ん中下にも小さいのがいくつか流れてます pic.twitter.com/zoQaT1TJJF
これ表垢の方で知ったんですが、"流れない流れ星"ってあるみたいですね。今回写真調べててそれに該当しそうなのがありまして・・・この動画でいうと4秒辺りでオリオン座の左横(三ツ星の延長上辺り)に一瞬映る星があります。多分これの事かな?と pic.twitter.com/Go2wjcvcan
— half2mk2 (@mswin01mk3) December 14, 2021
寒さは何とかなる、と上で書きましたが、片付けの際はヤバかったです。撮影中はリモコンが勝手にやるし、手はポケットの中でホッカイロ握ってればいいんですが、片付け中は冷え切った機材をひたすらリュックに詰め込んだり畳んだり、ってやってる内に、指先の感覚がおかしくなって、更に痛くなってきたので流石にこれはヤベェ・・・と。なんとか車に乗り込んだ後は10分~20分くらいずっと暖房入れてホッカイロ握ってました。いや、運転できひんもんね(--;
#三脚も、いつもならちゃんと収納するのですが、トランクに放り込んでしまいました(ぉ
ちなみに、首や顔、頭については先日の菜の花台に行った際と同じです。勿論、タイツも着てました。なので、顔頭、ボディ、足までは問題なかったんですけどね。。。
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という事で・・・K-70の方で苦戦する、という想定外はありましたが、概ね満足のいく結果だったと思います。昨年、自宅ベランダで何時間もかけて1個しか取れなくてガッカリだったのですが、リベンジ成功ですね。
まぁ・・・何が違ったか?ってやっぱり環境だよなぁ・・・普通の星は言うまでもなく、流れ星だって当然暗い空じゃないと難しい。写真に撮ろうと思ったら尚更ですね・・・一瞬しか光を受け取れないんだから。
#あとは編集能力だなぁ(--;
うまく1枚で見せるやり方って無いもんですかね?ググってみたら流れ星以外を消してコンポジットすれば、ってのもありましたが、手間かかるし何よりそれだともう完全に作り込んでる感があってどうかなぁ?と思いますし。。。
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実は山中湖を離れた後、実はとある場所(2か所)に立ち寄って、更に興国寺城址にも行ったのですが・・・こっからはまた後日で。
結果として・・・富士山ぐるっと回ってきたわけですね。
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