と言っても・・・ベイスターズの歴史において、開幕投手に白星が付かない事なんて日常茶飯事過ぎて、別にいつも通りと言うかむしろ早いと言うか。
■DeNA、先発全員安打で大量11点の完勝 石田は4戦目で今季初勝利
とは言え・・・石田の内容が良かったか?というと結構疑問が沸く。
#今日は、5回くらいまでリアルタイムで観ていた。その後は外出。
立ち上がり、2アウトまで順調に来たように見えるけど実は13球と要しているし、3番大島に対しても7球投げた上でフォアボール、更に平田、ビシエドに対してタイムリーで失点するばかりかさらに13球を投げ、計33球でやっと3つアウトを取っている。
#正直、「アカン・・・この試合も5回持てばいい方や」と言う感じだった。
実際2回も19球放っているので決して少なくは無い。この時点で50球を越えているので益々不安になったが、3回13球、4回17球、5回9球と尻上がりに調子を上げ(いずれも3者凡退)、この時点で92球。この分ならあと2イニングくらい行けるかな?と思って外出したら・・・
#う~ん・・・3塁打からの1点は仕方ないとしても、更にもう1点は余計だったなぁ。
大量得点があって、球数的にももう少し行ける、という段階になって2点取られるというのは、やっぱりエースと言うには物足りない。石田の課題はこの辺だろうか。
ただ、尻上がりに良くなる、というのは先発投手にとって重要な素質。こういう立て直しの能力は素直に伸ばして行ってほしい。
今日の試合は、昨日のなんとも重苦しい貧打の負けに等しい同点劇に比べてとても爽快な打撃戦となった。
#前半終って9得点は立派。
#石田の立ち直りにも影響を与えたのは間違いないだろう。
このところ好機での安打が目立つ戸柱に、昨日全く仕事が出来なかった桑原が揃ってHR、更に筒香にもタイムリー、梶谷もHRと、実はベイスターズはマルチHRはこの試合が今シーズン初になった。
打のポイントは2番石川と8番柴田。HRは出たもののリードオフマンとしての仕事がイマイチな桑原に比べると、現状の石川は安打も四死球もで出塁率は4割を越える、そしてなかなか結果を出せない白崎に代わって不慣れなサードに入った柴田が序盤に突き放す切欠となる安打を放った。
あと、守備面では乙坂が2度にわたる好捕で投手を救ったのも見逃せない。逆に倉本は記録に残らないエラーを2回もやっているのはいただけない。
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結果、最終回に1点取られたけど11-4。今シーズン初の二桁得点で終わったわけだけど、筒香がまだ本調子でなく、ロペスも今日は無打点だった事を考えるとそれ以外のメンバーでこんだけ点が取れたのは見事。
1週間くらい前までは「下位打線が自動アウト過ぎる」と嘆いたものだけど、徐々に上がってきたかなぁ。。。という感じだ。
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