う~む、本当にこうなってしまったか(苦笑
■新監督ラミちゃん選出の裏にDeNAの経営戦略 絶大人気を頼りに観客動員を重視
割と酷い事言われてますが。
#でも、んじゃあ誰がなってくれるんだ?という疑問もある。
大体、「もっと金積んで実績ある人に云々」ってのを結構見かけたけど、そんなに野球って簡単か?というね。そりゃ正に「金で優勝を買う」発想でしかないし、大体、野球やるのは選手だからね。いくら名監督が居ても、選手が力付けないと話にならんわけで。
#そりゃ采配が影響しないとは言わないけど。
その采配を実現できる選手にならないとねぇ。自分はキヨシはそういう意味ではかなり結果を出した監督だと思っていたわけですが。
そも、、、GM体制である現在のベイスターズに、「全権寄越せ」タイプの指揮官は合わないわけで。こうなると、更に"それでもやれる人"は限られてきますね。
とは言え・・・指揮官として実績に疑問があるのは分かる。自分もその辺は「選手としては理論派だった」「オリックスでの支持も根強かった」というのを信じるくらいしかありません。
#BCリーグでの経験なんてなぁ・・・大体、プレイングだったわけだし。
先日挙げた「条件リスト」で言うと・・・
①キヨシの方針を100%とはいかないまでも引き継げる人材
→80点:キヨシ政権を知っているわけだし、本人次第だが十分可能性はある
②戦術面でそれなりに期待できる実績、能力があると思われる人材
→50点:未知数。ただ、能力はあると思われている面があるのでこの点数。
③ベイスターズの現状を理解していると考えられる人材
→80点:彼が2軍で苦しんでいる頃に一緒に居たのが今1軍に居るわけで
④多く獲得したファンを失わず、せめて維持できる人材
→70点:人気面は言うまでも無し。ただ、キヨシのハードルは高い
⑤フロントと意思疎通できる人材
→60点:ワカラン。ただ、今回すんなりと後釜に収まった、という事はプラス要因
こんな所だろうか。「責任取って辞める」って言うのはまぁこの業界で良くある話ではあるんだけど、それをされるとチームの立て直しの為に選手の育成方針やら何やらにいろいろロスが発生するのが常。ベイの場合はGM体制を敷いている分、そのリスクは最小限に抑えられるだろうし、キャラ的にもある程度キヨシを引き継げる側面もあるので、選手たちも接し易いだろう。そういう点ではプラス。
ただ逆に、そうした「情」の部分で選手を理性的に操作できるか?という懸念も無くはないが・・・
まぁとにかく、キャンプやらで動きを見てみない事には。幸い、まだ若い(そういや年齢詐称なんて疑惑もあったがw)事もあって、キヨシのように体調面に不安を抱えて無さそうなのはプラス要素か。
----------------------------
ところで今回、いきなり決まりましたね。
#個人的には、決まるまでは大きく騒ぐまい、と静観を決めてましたが。
「週明けにも、候補者と本格的な交渉開始」なんて記事が先週末に踊ってたわけですが、事実はもう既に先週時点でほぼ決まってた、ということでしょう。
#今回は情報統制がかなり出来ていた、という事ではないだろうか?
つまり、紙面をにぎわせていた「候補者」は、実際には事実とは全く別の場所で生み出された妄想に過ぎなかったのだろう。
#大体、横浜に縁のある云々を言っていながら、
#桑田やヒルマンを挙げる辺り各紙の苦し紛れが見える(苦笑
果てはCSが終わるや否や原の名前まで挙がって爆笑してましたが。や、まぁ自分は原辰則は好きだし、彼がベイの指揮を執ってくれるんならそれはそれで大歓迎なんですが、いくらなんでも同一リーグの別チームに翌年コロッと鞍替えなんて、ちょっとどうかと。余程の事情が無い限り、普通はワンクッション置くでしょ。
#そう言う所にも、ベイフロントが情報を漏らさなかったんだなぁ、というのが見える。
まぁ、ちっとはそう言う所は成長しましたかね。
さて、ある意味監督よりも重要なコーチ人事ですが、どうやら進藤はそのままヘッドコーチを続けるっぽい情報が出てますね。
#で、丈夫ちゃんと新沼がフロント入り?
やっぱり打撃コーチですかねぇ・・・投手コーチはこのチームでは非常に難しい、ある意味、誰がやってもそんなに良くならん、という気がしますが(それでもバッテリーコーチはもう少し何とかしてほしいが)、それだけに打撃コーチがまともじゃないと、来季不安が一気に増大します。
#先日書いたように、若いチームなだけにコーチ陣が揃わないと怖い。
「コーチも育てる」という理想は分からんでもないけど、それをやってたら優勝なんて何年先になるのやら、というのが現実だと思うのです。
いやぁ・・・改めて観ても、この人を越えるインパクトのあるプロ野球監督なんてもう出てこないだろうなぁ・・・という感じ。
#もう還暦越えてるんやで・・・
ホント、よう頑張ってくれましたよ。なんか、聞くところによると、既に監督を辞めてそこそこ経つのにラジオ番組でベイスターズのことを「うちが」「うちの」と連発してたらしい。本当に「ハマのキヨシ」になってくれたなぁとシミジミ。
いっつも諸事情で選手に嫌われる傾向のあるベイスターズだっただけに、こんだけ親身になって頑張ってくれた、というのは、ファンとして嬉しいの一言ですよ。
コメントする