セガサターンを振り返る2

| コメント(0)

ちなみに、今年は掲示板の「昨年のTOP10」はやりません、あしからず。
#もう、やってるの自分だけになったしね。それならブログででも好きに書けばいいや。

さて、そんなわけで実家で暇な時に編集してた動画も上げ終りましたので、一か月前の続きで一通り更新します。
ただ、コメントはもう適当に・・・ま、ちょっとずつですね。

その1>セガサターンを振り返る1

『グレイテストナイン98 サマーアクション』SPT 1998年8月6日 セガ
サターンの野球シリーズ。当時、リアル頭身としては唯一の野球ゲームでした。
#しかもフルポリゴン。
ただまぁ・・・所詮はSSの質ですので、後の同タイプのゲームに比べると全然落ちますけど。
ちなみに上のプレイ動画では、とにかくバッティングに苦労しました。何故か全然振り遅れる。コントローラの問題か、それとも元々このゲームの持っている特性なのか分かりませんが。

『黒の断章』ADV 1997年8月8日 スケアクロウ/OZクラブ
オーソドックスなテキストADVです、、、が、これを今基準でやると大分キツイですね。
#当たり前ですが、ゲーム進行に正しいカーソル合わせをしないと進まない。
イチイチ探さないといけないわけだし・・・随分と温くなってしまったもんです、自分も。


『ラングリッサー4』SLG 1997年8月1日
『ラングリッサー5』SLG 1998年6月18日 メサイヤ/キャリアソフト
今でもファンの多い「ラングリッサー」シリーズ4作目、5作目。
#以前も書いたけど、未だにフォロワーの居ないゲームでもありますね。
指揮官と兵が別々に存在していて、それぞれの特性を生かして攻略していくという当時でも珍しいタイプのSRPGでした。
先日、当時の発売元メサイヤが版権を取得したそうですが、、、せいぜい、スマホ向けにリメイクする、とかその程度だろうなぁ、あったとしても。
ちなみに、PSに『5』システム準拠になった『4』が出ている(『4&5』)ので、ぶっちゃけそっちをやった方が良い。アーカイブスにもあるしね。

ちなみに上の動画にある『5』の一枚画はいつ見ても酷いですね・・・(ぉ
#何とかならなかったもんか。割と重要なシーンだろうに。
尚、『5』はシリーズ最終作ですがその展開にも批判が殺到したゲームでもあります。まぁ・・・いきなり宇宙にぶん投げちゃったらなぁ。中盤までは面白いんですが。

『プリンセスクラウン』ARPG 1997年12月11日 セガ/アトラス
必ずしもそうではないけど、その後、『オーディンスフィア』や『朧村正』と言った横スクロースアクションRPGの基になった作品。
ドット絵を動かしてアニメーションするという技術は今でも通じている、という一例かもしれない・・・尤も、このゲーム自体はかなり単調で長いこともあって、途中で飽きるプレイヤーも多かったみたいだが。
#OPが一番カッコいいもんなぁ(ぉ


※ややネタバレの終盤の展開を含んでいます。
『パンツァードラグーンRPG AZEL』RPG 1998年1月29日 セガ
SS初期から有名だった3Dシューティングゲームが、最新作で何故かRPGになってしまった、という怪作。
#多分、RPG不足に焦ったセガの会社的な都合だろうな。
でも、かと言ってコレが駄作だったか?と言うとそういう訳でもなく、元々独特の世界観でファンになった人も多かった分、こうした形態でも受け入れられたという経緯がある。


※ややネタバレの終盤の展開を含んでいます。
『タクティクスオウガ』SRPG 1996年12月13日 リバーヒルソフト/クエスト
言わずと知れた名作SRPG。汎通をゲームの世界に迷い込ませた(笑)傑作です。
勿論、SFC版が原版なのですが、このSS版は動画にもまとめたようにボイス演出があるのが特徴。まだ当時、こうしたドラマシーンをボイス演出しているRPGは少なかったこともあって、これだけで大分売りになった印象があります。

『この世の果てで恋を唄う少女YU-NO』ADV 1997年12月4日 エルフ
こちらも当時の名作ADVの1つ。Wikipedia初期に異常に詳しくマニアックな記事が掲載されたことでも有名(苦笑
5pbがリメイクするそうですが、既に原作者の菅野氏が亡くなっていることや、もう一つのADV傑作『Ever17』をまともにリメイクできなかったということで、ぶっちゃけ期待していません。
動画の方は、しょーもないシーンばっかりでスイマセン、、、

『エネミーゼロ』ADV 1996年12月13日 ワープ
故人の作品が続きます。こちらも当時話題を掻っ攫った飯野賢治の出世作『E0』。
「見えない敵と戦う」というシチュエーションは、設定よりもゲーム的にも美味しかったってのがあるのではないか?と未だに疑っている(笑
面白いんですが、こちらも何度もやるようなゲームではないかな・・・尚、こちらも動画は微妙です、スイマセン、、、

『バーニングレンジャー』ACT 1998年2月26日 セガ
多分、「今のゲーム機でリメイクしてほしいサターンのゲーム」No1だと思います。個人的にですが。
#もう、サターンの限界突破してるよなぁ・・・
3Dの機能を無理やり捻くりだして作られてると言うか、とにかくアクションが良く出来てるし、ゲーム的にも設定的にも面白い。むしろ今のハードでやるべきゲームなんじゃないか?とすら思ってしまう。

『仙窟活龍大戦カオスシード』SRPG 1998年1月29日 ネバーランドカンパニー
こちらも元はSFCのゲームですが、SS版が完全盤的な位置づけになっています。
後にいろいろヒット作を飛ばすネバランですが(一昨年、事業停止しましたね。。。)、当時はESP(Entertainment Software Publishing)という、主にサターン向けのゲーム作成の為に技術交換、資金調達の為の会社に加盟してこのタイトルを発売しました。
#この後の『銀銃』(トレジャー)や『グランディア』(ゲームアーツ)等、
#他にもヒット作をいくつか排出しています。
ちなみに、リメイクはしなくても良いけど、「改めてもう一度やりたいサターンのゲーム」という意味では、コレがNo1かな。

『レイディアントシルバーガン』SHT 1998年7月23日 トレジャー
元々アーケードでサービスを始めたSHTですが、当時盛んだったST-V基盤からのSS移植と言うルートにこのゲームももれなく乗っかってきました。
#尚、後にDCで『斑鳩』という未だ語り継がれる大傑作SHTを作るのもここ。
しかし今回録画してて驚いたんですが、OPアニメが尋常じゃなく作り込まれてますね。当時は普通にSHTゲームとして遊んでたので気付かなかったかもしれない(苦笑

作中のワードに意味深なメッセージが含まれていた事でも有名になりました。


※ネタバレの終盤の展開を含んでいます。
『シャイニングフォース3シナリオ3』SRPG 1998年9月23日 セガ/キャメロット
おそらく「シャイニングフォース」シリーズの実質的な最終作であろうこの『3』は、数か月スパンで3作発売された。
#連作という形。よって、過去作をしていない状態だと、ストーリー的に楽しめない。
逆を言うと、続けて遊ぶとこれ以上なく楽しめるということで、実際、3作を渡ったストーリーの深さや、ゲームシステム的にもデータ連動によるシナリオの変化など、良く出来たシミュレーションだった。
ちなみに、上の動画は3作購入者が応募すればもれなくもらえたスペシャルディスクも含めている。データ的なモノやエクストラダンジョンなど、当時はこういうオマケもちょくちょくあった。
#オマケでは勇希・・もとい、スピリテッド将軍やシバルリィのボイスを存分に堪能しています(笑

もう無理だろうけど、未だに自分が続編を望んでやまないSRPGでもあります。

『グランディア』RPG 1997年12月18日 ゲームアーツ
後にPSに移籍してシリーズ化されたものの、割と酷い展開でシリーズ自体が終わってしまった名作RPG。
#まぁ「大作」と言われるゲームが、開発費の高騰で如何していくべきか?という点において
#悪い結果に進んでしまった例になってしまったかなぁ、というか。
そもそもこのSS版も開発に関しては大分難航していた。最初の発売日は96年中だったのが、翌年春になり、夏になり、そしてやっと年末に発売できた、、、と。ちなみに、その発売が延び延びになったこととは関係ないと思うけど、発売前に他機種で『アランドラ』『ミランドラ』という似たような名前のRPGが発売されたのはややこしかった。

『ADVANCED WORLD WAR 〜千年帝国の興亡〜』SLG 1997年3月20日 セガ
もうOPムービーだけでお腹いっぱいになってしまう(笑)ほど濃い戦術SLG。所謂「大戦略」のシリーズと間違えられることもあるけど、実は全然違うシリーズだったりする。
ちなみに自分はクリアしていません・・・途中まではやってたんですけどね。

『NOëL3』ADV 1998年12月10日 パイオニアLDC
PSで展開されていた当時としては異色のコミュニケーションADVが、唐突にSSで新作を出して、しかもそれが「脱出ADV」になった、という意味不明な展開(笑
#や、まぁPSで結構好きなシリーズでもあったので、コレはこれで歓迎してましたが。当時。
まぁゲームシステムが「ハッキング」という当時まだ目新しいワードを主眼に置けたということと、レイティング的なものがあってのこの展開だったのでしょうが。
ちなみに、ぶっちゃけ激ムズでした。攻略記事ってのを漁って何とかクリアしたのは、当時初めてやった事かもしれない。

『街』ADV 1998年1月22日 チュンソフト
当時人気のあったサウンドノベルシリーズの最新作。と同時に、「実写アレルギー」というワードが誕生した経緯を作った作品でもある。
#尤も、ADVゲームに置いて実写が他になかったわけでもないけど。
まぁそれを有名シリーズでやってしまった、と言う所に問題があったんだろうな。
ザッピングという所謂マルチサイト的なゲームの進め方は、まだ当時斬新なものがあってそれが攻略性を高めていたのは印象的。
尚、早解きしてキャンペーンに応募しましたが撃沈しました(笑

『クロス探偵物語』ADV 1998年6月25日 ワークジャム
発売にひと悶着あったことで逆に有名になってしまった推理ADV。作中に当時すでに有名シリーズだった「神宮司三郎シリーズ」のオマージュが含まれており、作者のリスペクトに溢れていたけど、その神宮寺の開発元のデータイースト倒産の為に本当にシリーズを受け継ぐことになってしまい、肝心のこの「クロス」シリーズが捨てられてしまったという経緯もある。

『サクラ大戦2 〜君、死にたもうことなかれ〜』SLG+ADV 1998年4月4日 セガ
いつの間にかセガの代表作になったかと思ったら、自社ハード終了と共に移籍に失敗して終了してしまった、という悲劇のシリーズ。
#昨今のアニメ声優ブームの先駆けみたいなものもあったんじゃなかろうか?
#当時のこのシリーズのヒットには。
特に『3』はシリーズでも出色の出来で、後のSRPGにも大きく影響を与えるだろうな、と思ったらSRPG自体が衰退してしまった、という残念な展開もあった。

『デビルサマナー ソウルハッカーズ』RPG 1997年11月13日 アトラス
おそらく、据置での3Dダンジョン形式RPGとしては、「女神転生」シリーズ最終作になるんじゃないだろうか?
#『真3』は旧来の3Dダンジョンとは少し違うし、以降、据置では発売されてないし。
まぁとは言え・・・後にPSにも移植されましたが、聞いた話ではこれよりも読み込みが遅かったらしいですからね。動画に挙げたSS版でもその当時、大分マシと言われてたわけで、如何にSS/PS世代のRPGが快適でなかったか?というのがよく分かります。

--------------------------------

ということで一通り、紹介が終わりました。
#あーよかった、無駄にしないでw
#でも最後まで微妙な動画でスイマセン、、、
まぁ本当はもうちょっといろいろ書けたかも知れませんけどね。でも、パッと思いつく感想とかエピソードとしては大体こんな所でしょうか。

流石に30周年とかもうやらないだろうなぁ・・・このブログもその頃には死んでるでしょう。次はDCだなw

コメントする

この記事について

このページは、汎通が2015年1月 4日 14:38に書いた記事です。

ひとつ前の記事は「すれ違う」です。

次の記事は「正しき情報を」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。

月別 アーカイブ

ウェブページ

  • about
Powered by Movable Type 6.7.3