新・虎キラー襲名

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一年前の自分に「一年後、藤井が既に3完投(1完封)してるよ」なんて言っても絶対に信じなかっただろうな(笑
#何処の並列世界だよ、ってくらいあり得ない話だっただろう。

藤井 連続完投で今季6勝目も淡々「何とか頑張れている」

(まだ録画分観てる最中)
今日の藤井は間違いなく今シーズン一番の出来。解説のピッカリ君は分かっていない。
#何と言っても球数の少なさ。
結局試合終盤、虎打線が方針転換したのかよく「見る」ようになったので、結局球数は増えたが、7回終了時点で84球。1イニング平均12球というのは間違いなく効率が良い。
元々打たせて取るタイプとはいえ、試合前時点で四球王であることを見ればわかる様にとにかくボール球とストライクを内外、低めと散らすのが藤井のスタイル。だから自ずと球数も増えてしまうわけで。
#そんな藤井が球数が少なかったということは、ストライクゾーンで勝負出来てたということだ。
尤も、前述したように虎打線が序盤から「見る」に徹してきていたら分からなかったが、結果この数字と言う事はとにかくストライクゾーンの球を打たせていたということになる。

【投手陣】
藤井:100点
ということで満点。一発は食らったし8回、9回と粘られたが、それでも自分のスタイルを崩さなかった。ランナーが居ようと球は低め、外角に集めて変化球をこれでもかと放ってくる。
#地味に終盤、三振も増えている事に注目。6回以降の4イニングで5個。それまでは1個。

00 藤井秀悟データ

131球完投は前回の完封とほぼ同数。何年ぶりかの完投だった4月の試合も134球だったことから、このくらいの球数なら放れる、ということがわかる。
QS率は決して高くないが(今日の試合を入れて7/17)、昨年の倍以上のペースだしよくやっている。5月6月とやや調子を落としたが、ここにきて4月以上に頼れる左腕になった印象だ。

【野手陣】
しかし言い方は汚いが糞詰まり打線だ。
#ドラ2連戦からずっとこう。
まぁ相手も必死だし、そりゃ簡単に点が取れるわけじゃないが、しかし再三再四チャンスを迎えながらもなかなか点に結びつかない。
#ここまで後半戦3試合、先発が踏ん張ってるから良い試合になっている。
先日のドラ戦はそういう意味では好機に点が獲れなかった。特に初回、3試合連続で「1点」先制はしているものの、展開上もう少し取れそうなのに「1点」止まりなのが続いている。まぁ贅沢は言えないが、相手投手の立ち上がりを攻める、というのは長いことうちがやられていた点の取られ方だ。こういう攻撃が出来るようになっただけでもマシではあるか。
追加点がなかなか取れなかったとはいえ、今日の藤井を助けたのは先制あり、好捕あり、追加点ありと大活躍だったモーガンだ。
#杞憂だったかな・・・先日、ちと不安になったが。
逆に鶴岡が少々お疲れモードか。打点はあったものの2試合連続で無安打。同じくノリも無安打。ただ、本格的に不調というわけではないだろうな。ちゃんとスイング出来ているし、飛んだところがたまたま悪かっただけ、でもある。
点にはあまり結びつかなかったが、金城が4安打猛打賞。ただ、レフトの守備には不安が残るので使い方が難しい・・・モーガンはセンター以外信用できないし、荒波もセンターとライト。金城はライトが本職だしなぁ・・・

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さて、明日が9割9分9厘負けるので・・・
#今日勝っておくのが本当に大事だった。
「後半戦は虎戦に藤井を当てる」というキヨシの戦略がピッタリはまった一戦だった。前半は週末に三嶋、藤井、三浦を並べて明確な表ローテを作っていたわけですが、後半戦はどちらにも計算できる投手を一人ずつ入れている。
さて、明日コーランが炎上するとして、そろそろ国吉、加賀美のピッチングが一軍で見られるのではないか?今日は国吉がヤクルト2軍相手に好投したらしい。

あと、ついに高城が2軍行きになった。しかしこの降格はチャンスだと捉えて欲しい。1軍に居ても鶴岡が好調な内は出番が無いし、あっても控えだ。であれば、もっと研鑽を積むためにも試合に出られる2軍に居た方が良い。しっかり勉強してきてほしい。

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このページは、汎通が2013年7月26日 23:58に書いた記事です。

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