『涼宮ハルヒの追想』クリア。
割とアッサリ・・・この週末クリアするつもりは無かったんですが、あれ?もう終わっちゃった・・・みたいな。
#まぁそこそこ・・・15時間以上はやってたと思うのですが。寝落ち含めると倍くらい。
簡単な感想・・・
んー・・・何処でどう間違ってしまったんだろう?
#ストーリーに関してはそこそこ良くできている。
ただ、それは話として面白いか否かというよりは、単に辻褄あわせと言う意味で。攻略観点で行くと、先日日記にも書いた様に「正解のストーリーに徐々に近づけていく」という面白さは確かにある。同じルートを辿っていても、他のルートで何かのイベントを見たことで少しずつ起きる事象が変わったり、スキップ設定していてもそのためにチョイチョイ止まったりするし。
ただ、やっぱり本筋の「物語としての面白さ」がそもそも無い。劇場版後にまた迷い込んでしまった"2日限定"のパラレルワールド。それを脱出する為にブックマーカー集めの為にSOS団の面子やその他サブキャラとの信頼を深めていく・・・ということだけど、少なくとも中盤までは各キャラが淡々とそれぞれの都合で動いているせいか、この「涼宮ハルヒ」シリーズ独特の面白さがまずそこに存在していない気がする。
#尤も、自分はそこまでこの原作シリーズのファンではないが・・・
おかげで、攻略する為に読み進めている、と言うだけの感覚に陥ってしまって、そのシステム、構成もあいまってぶっちゃけスキップしまくりの攻略になってしまった。
#日記にも書いたけど、話の横の広がりがまるで無いんだな。
ただひたすら学園祭の中で正解のルートを探して、アイテムを拾ってそれをキーに先に進んでいくだけ、しかも似たようなストーリーを繰り返すだけ、やっぱ話に魅力が無いんだな。
#『YU-NO』をイメージしていると痛い目に遭う。
『YU-NO』は横の広がりがあるから「ここで先に進めなくなった→あっちのストーリーでアレが手に入る→それを使えばこっちも先に進める」という攻略するカタルシスがあったが、このハルヒは見た目は似ているけどそういう作用が起きるのは後半になってから。しかも少ない。基本、とにかく話を進めればアイテムが手に入るしそれを使って先に進めるし、という構成になっている。
ということで・・・本来、終盤にある特定のイベントでキョンに感情移入して劇場版なりに盛り上がる筈だったんだろうけど、それも無く淡々とクリアしてしまった感じ。
#いや、そこで映画って言われても・・・みたいな。
ヤマナシオチナシじゃないけど、なんだろう?原作の面白さって、ハルヒら超人にキョンが振り回されつつも自己解釈を自分語りして納得していく、みたいな所にあると思うんだけど、このストーリーはキョンが脱出の為に常に能動的なんだよな。で、ハルヒ達が超人ではない。
#劇場版のパラレルワールドと同じ。彼女らは普通の学生である。
劇場版はそれでも、そうした世界に飛ばされてしまって状況を理解できない恐怖感やみくる(大)ら超人の存在で徐々に謎を解いていくという面白さ(結果カタルシス)があったが、このゲームの場合は最初から状況が掴めている上に自分が超人になってしまってるので、キョンがただ能動的に攻略していくという・・・やっぱ本来のシリーズと立場、観点が変わってしまっているのが最大の失敗だったのかもしれない。
んー・・・中の下~中くらいかな。システムとストーリーの融合と言う意味ではそこそこ良くできてたけど、そもそものストーリーに面白さが無い、と。
---------------------
さて、ここで気を抜かずにレビューまで持って行かないと。。。
#ああ、24時間後くらいに「駄目でした」って言ってる自分が見える(ぉ
コメントする