3DにしてやられたTGS'10

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また行って来ました。
#なんだかんだで3年連続。
さて何時まで行き続けるのかな?

以下写真付きで長いので、「続きを読む」で。


6ホール裏側付近から

今回は昼前に入場したので、まず昼飯食ってからと言う事で7ホールの飲食コーナーに直行。同じところで格ゲー大会やイベントがあったみたいですが、まぁそこそこの人の入りだったようです。
#そういえば今回は20万の大台を突破したとか。
ビジネスデイって元々2日間あったっけ?その分が増えたのかな。ちなみに、この辺はメジャーなところからするとかなり寂れた感じの個所ではあったんですが、この隣にあった「モバイルコーナー」もかなりの閑古鳥状態だったことを記しておきます。
#客層が違ったのかねぇ・・・
既報の通り、モバイル関連の出展数は確かに多かったのかもしれないけど、見てる人はほとんど居ませんでした。マスコミや一部ブロガーのレポートには作為的なものを感じますわ(苦笑


キネクト実演後

ちょい画質悪いですが(--;)、マイクロソフトブースです。
キネクトの実演(ゲームは『DanceRevo.』)を一通り見てました。思ったよりも認識率は高く、プレイに支障があるようには見えませんでした。
ただ、ゲームの内容にも依るのだろうと思うのですが、やはりこの装置を生かすには「動きが大きいゲーム」「それなりの面積(TVからの距離含む)」、そして何より、「複数人で遊べる環境」が必要なんじゃないか、と一緒に行った相方と意見が一致した次第です(--;
#いやぁ・・・あれをワンルームで独身野郎が1人でやるにはハードルが高すぎる、、、
日本の360ユーザにはかなり厳しいですね。まぁそこは360への愛があれば如何にでもなるのかもしれませんが。
なので、タイトル次第では海外ではそこそこ売れるのかもな、と思いました。


セガブース近影

今回は特別に目的は無かったんですが(前回は『アンチャ2』絶対やってくるぜぇ、だった)とりあえず、『龍』のセガと『キャサリン』のコナミは見てこようかと。
で、まずセガ。
まぁ『龍』に限らず、いろいろありました。特に予想外と言うか想定外に興味深かったのは、(セガが開発してるわけじゃないですが)ブースの関係でセガで出展されていた『F1 2010』。先日オフィシャル見てコロッを購入によろめいた作品ですが、実機映像を見て尚更感嘆してしまいました。
#何コレ・・・現実と見分けがつかない・・・


F1 2010(映り悪いです)

こちらのYoutube動画がおススメですね。

これ、4分割だから上下がその映像とコンソールになってるのか左右がそうなのか、パッと見、区別がつかないw
#恐ろしい精度だ。
ただ、フレームレートで言うと30fpsというのがファンにとっては残念な所なのだとか。実機で見てた分にはほとんど気にならなかったけどな。
ちなみに、そんだけ気になったので触ってみたかったのですが、常時1.5時間待ちで断念しました。


龍が如く OF THE END


銃を構えるキャバ嬢

クローズドシアター見てきました。
#こちらは60分待ちでしたが、実際は30~40分程度で入れました。


(わかり難いですが)クローズドシアターの行列にいた桐生と真島のコスプレさん

まぁほとんど既報の通りだと思います。ゾンビゲーとしてのコンセプトは持ちつつも、世界観的には従来のシリーズと変わらない。設定的にも神室町に隔壁が立ち並ぶような状態になって、ゾンビ区画といつもの区画に分かれているようで(まぁ最終的にはゴッチャでしょうがw)、さほど無理の無い設定。まぁ「龍が如く」だからこそ許されると言うか納得できる、そういう展開ですね(笑
#何でもアリなのが素晴らしい。
あと、真島の兄さんが噛まれてましたが、あの人ならゾンビ化してもあんまり変わらないんじゃないか?とか、例のスウェーして銃弾を避けるゾンビ(笑)とか、相棒システムで一緒に戦うキャバ嬢とかまぁいろいろ。
ちなみにクローズドシアターは、冷房が効いててソファーゆったりで40名程度が30~40分じっくり見られる素晴らしい出来でした。
#あの空間(TGS)にあってこんなにノンビリ休めたのは幸い。


コナミブース『キャサリン』

映像出展のみでしたが、パンフも配られてそこそこの売り込み具合。映像も既報のものでしたかね。
#客の入りもそこそこ。プレイアブルではなかったので、行列こそありませんでしたが。
ただ、アクションADVと銘打っている割にはまだどういうゲームになるのかが一切判明していないのが不安でもあります。パンフによると、開発率は85%。元々アトラスは発表から発売のスパンが短いので、ひょっとしたら年末、年明けすぐに発売されるかもしれない。


SCEブース

さて・・・実は後半(14時過ぎ~)ほとんどSCEブースにいました。14時過ぎからMOVE、15時半から3Dのステージイベントがあった為。
#ぶっちゃけ、MOVEは如何でも良かったんだが。。。
#(この辺、相方のミスもあったんだが。ちなみにこの相方はPS系のファン)
まぁそうでなくとも、SCEブースに行けば各社の新作を見ることが出来たので、実は他はそんなに周り必要が無いのは事実だけど。

写真こそ撮りませんでしたが(撮れませんでしたが)、ここにも少し気になっていたタイトル『TOKYO JUNGLE』が。何故かこんなタイトルでも1時間半待ちだったので体験は出来ませんでしたが、見た感じ、所謂"横スクロール"的な古臭さはさほど感じませんでしたね。アクションシーンはカメラが動いて3D的に見せる演出が入ってるし、動きもなかなか良かった。

ではイベントの話。
<MOVE>
何よりの収穫は、MOVE同発タイトル『Beat Sketch!』の開発者が、漫画家・蛭子能収氏の息子さんだった事を知った事かも知れない(ぉ
#その息子さんが登場。一目で(名前もあって)、「あれ、蛭子さんの縁者?」と思ったw

『Beat Sketch!』
ほぼ「Wiiコンと同じレベルのことが出来ますよ」というアピールにしかなってなかったような。ただ、色を認識してパレットとして使えたり、画像を取り込んでコピーできるなど、Wiiでは出来ない事も結構簡単に使えていたのは印象に残る。
肝心のゲームとして、で見ると、一応売りは「描く毎に生まれる音でリズムを刻む」ことと、所謂セガの音ゲーのようにタイミングを合わせて絵を描いていくことだったんだけど、どちらもぶっちゃけ「ああ、MOVE同梱のレベルだなぁ」としか思えなかった。

『バイオ5』
自称(?)バイオフリークな現役大学生格闘家がチャレンジ。TPSをMOVEで操作する、という典型的な従来ゲーのポインタ活用方法なんだけど、微妙に引っかかったのは、弾のリロード(MOVEを軽く振る)動作と、ナイフで切る(MOVEを横に払う)動作の区別がついていなかったっぽい所か。要は「弾込めようとしたらナイフ振ってました」的な・・・結構致命的な感じがするが。

『パワースマッシュ4』
MOVE活用が顕著になりそうなスポーツゲーからこの新作。別にMOVEに限らず画像を拝めたのはラッキーでした<結構興味がある
#しかも3D対応。3Dメガネを使って観覧できました。
コレね↓

肝心のMOVE実演プレイの方ですが・・・カメラからの距離でバックに回ったりネット際に前進したり、と出来ると言う話でしたが、ぶっちゃけ、あまり上手く行っているように見えませんでした。
#プレイヤーが前進しても前に出なかったり、逆に下がりたくても下がってくれなかったり。
イマイチその辺の前後認識が上手く行っていないのかも。ちなみに、モニターからの距離は大体2m前後を中心としてプレイされていて、キネクトに比べると狭い範囲でも遊べそうな感じでした。
あと3Dの方・・・後述しますが、此方の方は単純に画面精度によってかなり印象が変わるのかもしれません。とりあえずこの『パワスマ4』の3Dの出来(立体的に見えるか否か)は、「やや微妙」という感じでした。

尚、最後に戦略ゲームや『ピクセルジャンク』(?)新作の映像出展もあったけど、何らMOVEの利点を見出せるような内容になっていなかった。ぶっちゃけ、せっかく『パワスマ』でそこそこ良い流れに持っていった宣伝を台無しにしてたような。このステージイベントは、いろんな意味で微妙感が溢れてたかもしれない。

<3D>
そうですねぇ・・・かねてから書いているように、ぶっちゃけまだ3Dでゲームが如何面白く出来るのか?には懐疑的だし、実際、今の3D移行は産業界の強制的な意図が働いている感が強すぎて良い印象を持ってません。
しかし・・・今回のTGSで一番やられたと思ったのもまた、事実です。

『絶体絶命都市4』
いきなりコレが出てくるとは思いませんでしたが。
#アイレムはブースもありました。
んで・・・3D具合で言うと、前述『パワスマ』を基準(中の中)とすると、「下の中~下の上」と言ったところ。正直言って、「これ、3D化してるの?」という妖しいレベルだった(--;
#何度もメガネを外したりして確認した次第。
まぁ多分してたんだろうけど、正直、メガネを外した状態とほとんど違わなかったな。まぁ元々3D関係なく興味があったので、どの道買うとは思うんですが。

『GT5』
なので、余計コレが際立ったのかもしれない。まぁ関係なかったかもですが。
#『パワスマ』基準で言えば、間違いなく「上の上」。
凄かった、間違いなく凄かった。同じレースゲーとして『F1 2010』の出来には感嘆したけど、こっちはもう3D化して更にもう一段上の次元に行っちゃってる、という感じだった。
#なんかこう・・・画面の手前側から車が飛び込んでいくような。
カメラワークの上手さもあるんだろうけど、3D化が如何無く発揮されていた。車の立体化も凄いが、背景の立体化も凄い。どんだけ作りこんだらこうなるんだ?ってくらいに"3Dの"迫力があった。
いやいや・・・マジでコレが自宅で遊べたらなぁ・・・という誘惑が(ry

『肉弾』
まぁあんま興味ないのであれですが。。。これは「中の上」って感じかな。ちゃんと3D化はしてるけど、あんまりそれによる凄さ、は感じなかったという程度。
#人体の3D化ってのは難しいのかな・・・

『Killzone3』
と思ってたら(人体とは言い難いけど)、こちらは結構その辺も良くできていた。
#「上の下」って感じかな。
FPSなのでそもそも視界には自分の銃と敵、背景くらいしか入らないんだけど、その辺の前後関係、奥行きがちゃんと認識できるレベルだった。
#ただ、3D化によるマイナスなのかもしれないが、チラつきが結構あった。
この辺、後述する『みんゴル』『モーターストーム』も同じ。

『みんなのゴルフ』(参考出展)
これは今回のTGSむけに作られた、3D体験用出展物。
#(初心者だったが)閲覧者が1人選ばれて体験プレイしてた。
まぁ下手が幸いして、、、いろいろと3D化の内容を確認できたってのはあったかも(笑
何度も池ポチャしてくれたおかげで水面見れたり、傾斜を上がれないもんだから3Dの意味が分かったりとかw
まぁこれは「中の上」~「上の下」くらいかな。商品化しても良いレベルではあったともう。

『モーターストーム3』
よく家電店の店頭でも3Dデモとして遊べるようになっているタイトル。開発者の実演デモを見ることが出来た。
#流石に、店頭ディスプレイされているくらいで出来も良い。『上の下』~『上の中』くらい。
ただ、飛び散る埃だとか遠景の細かいオブジェクトがかなりチラついている印象はあった。
まぁいずれにせよレースゲーに3Dは映えるものだなぁとは思った。


ここからは参考映像出展のみ。商品化の予定なしとのこと。
『ミク』
ただ音楽に合わせて初音ミクが踊る、というセガ提供の3D映像出展。
・・・なんだけど、「いや、これ普通にゲーム化しろよ」と言いたくなるような出来だった。
#「上の中」くらいのレベル。
3D化されたミクの(言い方は悪いが)妙に肉感的な動きが艶かしく(笑)踊る。これ、ひょっとしたらかなり凄いんじゃないか?という感じだった。

『FF14』
次がスクエニ提供のコレ・・・なんだけど、久々に味わったこの感覚。
「え?これ3D化してんの?」(ぉ
う~ん・・・ただのCGムービーを見てるだけのようにしか思えなかった。「下の中」くらいのレベル・・・スクエニは3D化の技術が低いのかやる気が無いのか・・・いずれにせよガッカリレベル。

『MGSR』
そして最後、最後にまた凄いのが来た。コナミ提供の映像出展。
#間違いなく「上の上」。
既にリリースされている『ライジング』の動画を3D化したものだったけど、火の粉が手前から奥から飛び散っている様とか、ナイフの質感、敵キャラが切断されている断面など・・・完璧に3D化されていた。これは恐るべし。

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と言う事で一通り終了。
ちなみに、自分がメガネ野郎と言う事で敬遠してた「3Dメガネ」ですが、今回配布されたものは一応メガネの上からでも被せられるつくりになっていました。まぁ元からかけているメガネの形状にもよるでしょうが。


3ホール4ホール間通路の何時ものアレ

相変わらず通過するのも面倒そうな感じです。実際、2回しか通らなかった気がする。
#2階から回り込めば通らなくて済むんだよね。

さて、「GAMEは、新章へ。」と銘打たれたTGSでしたが・・・
#まぁどの辺が?と言われれば何とか答えられる程度のものはあったかな。
MOVE、キネクトはともかく、3Dはゲームに限らず売り込めるシステムではありますからね。
しかしその3D、今回書いたように「3D対応」とは謳っていても、その個体差はかなりあることもわかりました。確かに『GT5』の為に3D環境を整えるのもありだろうけど、今後出てくるタイトルがいずれもそのレベルにあるというわけではない。
ここは注意すべき点かと・・・ただ、如何せん発売前だとTGSのようなイベントじゃないと確認の使用が無いのが難点ですね。

まぁともかく・・・最後の最後に良い物を見せてもらった感じでした。『龍』のクローズドだけでもまぁ満足してたんですが、『GT5』はとにかくヤバかった。アレで専用ディスプレイ買う人が出てきても何ら不思議は無い。

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この記事について

このページは、汎通が2010年9月20日 14:19に書いた記事です。

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