書かない間に次から次へ、って感じだったので、ここらでまとめて少しずつ感想。
■PEACE MAKER(1) / 皆川 亮二
この人の漫画は「スプリガン」からの付き合いですが、とにかくハズレ無しって感じでしょうか。今作もそうなって欲しい所。
#画は段々上手くなってるしね。昔はデッサン狂ってるのが多かったが。
今は描き方が独特の味になっている。
内容としては、「西部時代の天才ガンナー」物語。この人の漫画の主人公は、必ず何処かしらの能力に突出していて、一般的にはボケ役が似合う、的なキャラクタ。
#御神苗は後者が違うか。
今回の主人公もその路線のようなので、あとは設定を如何活かしてくるか?でしょうか。今作は原作無しっぽいので、ストーリーも注目。「D-LIVE!」でも原作有りと無しのストーリーがありましたけどね。
★★★☆☆
■しおんの王(7) / 安藤 慈朗, かとり まさる
思ったよりも発刊が早い。これもアニメ効果か。
表紙とは裏腹に、ついに歩が本格的に男化して名人の弟子になり、しおんもついにトーナメント決勝でその名人に挑む、という展開。
この漫画、最初は沙織と歩としおんの三つ巴少女将棋漫画になるだろう、と思ったんだけど、ここでその「将棋」の面においては三者三様に変化してきましたね。
#沙織の最近の影の薄いこと薄いことwまぁしょうがないが。
サスペンス色も然り。最初はジャンル名だけで実が伴ってなかったけど、最近はその面も進み始めた。如何考えても怪しかった羽仁悟が、実は同じ謎に挑んでいて、本当の犯人は羽仁真じゃないか?という流れに。
不思議とあんま盛り上がらないけど、まぁ面白いです。
★★★☆☆
■Dr.コトー診療所(22) / 山田 貴敏
何気に久々の新刊。
前の巻で出て来たミナの夫については、この漫画的なセオリーで結局島外退去。まぁこの纏め方は妥当でしょ。
ただ、ここで星野の肉親話になるとは思わなかったな。まぁ受験と合わせた展開に持って行きたかったんだろうけど、ぶっちゃけ、その「受験」に関してはその展開がちょっとハナに付いただけに、なんだか義母さんが(言い方は悪いが)無駄死にな気がしてならなかった。
#何処までお人好しなんだ?と>星野
ちょっと偽善的過ぎて嫌だなぁ・・・まぁこの漫画をしてソレを言ったらキリが無いけど。
しかしこの漫画は"伏線"の張り方が下手。ああいうあからさまなのは、後々まともに回収できない場合を考えると自滅フラグにも見える。
★★☆☆☆
■フルメタル・パニック!Σ(7) / 賀東 招二, 上田 宏
昨年の夏終わり位から読み始めてまだ個人的には"浅い"ですが、ここにきて前作「フルメタル~」にも「~Σ」にも無かった展開がでて来ました。
#原作のラノベ版で言うどの辺りなのか?は知りませんが。
ASを使った闘技場なんかが出て来ると、これまでの「現実の中にあるSF」的な印象が薄れて、むしろ逆転しますね。
残念なのは、宗助は「全滅した」と思っているミスリルについてが一切出てこなかった件。あの脱出劇の後の展開が気になります。
しかしまー・・・こうなってくると、やっぱり以前の学園ドタバタコメディーに戻ることは無いんでしょうね。
★★★★☆
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で、今日は「QED」「CMB」「DEAR BOYS Act2」を買ってきました。来週アタマもあるので早く感想書こっと。
#多いなぁ・・・
以前から書いてるように、自分はどっちかと言うと「ゲームよりも漫画」の人です。経てきた歴史が違うし・・・ゲーム買ってもらえなかったからこそ漫画に傾倒した、っつっても過言じゃない。
こんだけ増えてくると、いよいよ何時もの悪い癖で(笑)データベース化でもしたくなりますねぇ。所持漫画全ての初版発刊日を記録して、どの漫画がどんなペースで発売されてるか?なんかを調べてみようか?
・・・いや、こういう事書くと本当にやらないといけなくなるからアレだけど(苦笑
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