やはり今月はハイレヴェル。
■バガボンド(26) / 井上 雄彦
しかし面白いは面白いんだけど、さすがに今回は殺陣ばっかだったので・・・
#アニメ版ドラゴンボールで言う、爆発シーンだらけの繋ぎの回のようなもの(ぉ
・・・というのは、この漫画を解せてない者の意見になるわけで(ぉ
いろいろエピソード挟んでますし、これまでの"対達人"ではなく、とにかく1対多でひたすら斬りまくるというコレまでには無いもの>一本松の決闘
死体を産んで、死体を産んで・・・武蔵は何を思うのか?と。
★★★★★
正直、あんま感想はかけないです。鬼気迫る、ってのはいつも通りだしね。
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■銃夢Last Order(10) / 木城 ゆきと
自分の思う「もっと評価されるべき」漫画の1つ。
後付の設定もあるだろうが、それにしてもこの世界構築は見事。8巻~9巻での"かつて地球で起こった事"をベースに、イェールの成り立ち、ザレムの成り立ち、そしてクズ鉄町の成り立ちまでも説明付けた。論理的にここまで設定できるこの作者はかなりアタマ良いんだろうな。
#随所に挟まれるうんちくも相当なもんだが。フィクション含め。
で、今回はガリィの話に戻って、トリニダートとの戦いになったわけだけど、これについては・・・終盤のノヴァ(ちょwww、おま3人に増殖かよwww)も含めて、ラスボス決戦になるんだろうな。
#ピング・ウーのストーリーも良かったなぁ・・・
今回もう1つの見せ場は、ゼクス先生VS.絶火。指相撲とか「独力での惑星破壊!それこそが真の戦士!」には吹いたww
#なんちゅー無茶苦茶なw
そして最後はノヴァ×3&ガリィ。LastOrderはノヴァの狂人っぷりがあまり発揮されてなかったので、今回の展開には(・∀・)ニヤニヤしてました。つか、主犯のプリン・ノヴァがしれっと生き残ってるのがワロタ。多分、このノヴァは普通に協力的なんだろうな。
★★★★★
設定の緻密さや描き込みの細かさでは「ネギま」に匹敵すると思う漫画。
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■ヒストリエ(4) / 岩明 均
既に1巻の冒頭を忘れていたので、表紙の人物がその冒頭に出ていたことに気付きませんでした(--;
今回もエウメネスのずば抜けた洞察力や策士っぷり、そして何より(どっから出てくるのかワカラン)自信・・・これがあるから何処か痛快に読める。テレマコス見開きの前のページ(139P)の目なんて、もう人のものじゃないしな(笑
#何処かこう、、、「寄生獣」の島田を思い起こさせる。
エウメネスは剣技も優れている描写があるけど、劇中にも幾度か登場しているギリシャ神話のオデュッセウス同様「知略」による活躍が目立つかな。ギリシア人の何処か力馬鹿臭い(権力の傘に入った)描写と対比されている。
終盤の生物研究所の話は謎・・・これもまた、どっかで繋がって来るんだろうけど。
★★★★★
ところで「寄生獣」はハリウッド実写映画化が決まってるとか・・・え?アレを映画化(汗
#いや、見たいけどさw
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