劣化ネギま

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エム×ゼロ(4) / 叶 恭弘

こう書くと駄目っぽいから失礼なんだけど、実際のところ(方向性に違いはあれ)扱ってるのは「ネギま」と同じ様なものだったりする。
いろいろ違い・差はあるね・・学園モノ、ラブコメ、バトル、魔法と似通っている点はいくつも見られるけど、「ネギま」は主人公の成長に加え、多数のヒロインの成長真で含めた群像劇の様相も見せている。「エム×ゼロ」は、上のリンク先の書評でもあるけど「魔法学校なのに魔法が使えない」というハンデを持った主人公が、如何にして物事をこなしていくか?その上で、ヒロインとの関わりを中心に進めていこうとしているように見える。
描き方の差はやはり大きい。「エム×ゼロ」は最近の漫画の中では頑張っている方だと思う(画も安定しているし)んだけど、アレの細かさはハンパ無いからなぁ。

とまぁなんだか比較ばっか書いてるけど、今回も面白かった。
新キャラというか「魔法モノ」に有り勝ちな、主人公に憑く(?)精霊?マンドレイクのルーシーが登場。あと何気にベタなツンデレ観月の登場で、軽く三角関係になりそうではありますね。

いやしかしモザイクの威力は凄い(苦笑

★★★★☆

銀牙伝説WEED(46) / 高橋よしひろ

何時の間にか46巻・・・これはもう普通に長期連載漫画になってるな。
抜刀牙で慎重になり過ぎるヴィクトールにワロタw
#まぁ・・・気持ち割るけどな、普通に。
どうしても前世代メンバーが目立ってしまうという駄目展開なんだけど、今回は地味に新世代メンバーとして描かれていたブルゲが戦死。ある意味、影虎及び従兄弟連中や剣よりも目立ったからベネか・・・ていうか、死なないと駄目な程かよ(--;

まぁでも、今は動きがいろいろあって面白いですよ。

★★★☆☆

Q.E.D.-証明終了(27) / 加藤 元浩

帯の「誰よりも早く、詳しく裁判員制度の達人へ!」の売り文句は伊達じゃない。二つ目の話では模擬裁判の形式をとって、「裁判員制度」のある種の問題点を浮き彫りにしていた。まぁ・・・それも燈馬故の面もあるんだけど。
#あの推理は無いわ(笑
とはいえ、例えば可奈が採った判断は一般的な感覚のものだろうし(実際、検察側の話を聞いた時点では「こりゃ犯人確定だろう」と思ったけど、弁護人の話を聞いたら「あれ?」となったし(苦笑))、まだまだ難解な事ではあるでしょうねぇ>裁判員制度
あともう1つ・・・実は一つ目の話も面白い。特にラスト、姉が先に答えたからこそ・・・妹に選択肢は無かった、という展開が泣ける・・・

★★★★★

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実は「銃夢」ともう1つ、別の漫画も買ったんだけど、「銃夢」の感想まで書けず。
#もう一方は、読みきれていない。
しかし今月はやはりレベルが高い。今週、更に「バガボンド」と「ヒストリエ」がきます。

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このページは、汎通が2007年7月22日 23:13に書いた記事です。

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