過去の自分に勝った

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これで若手左腕3連勝。
あの達川でも惚れ惚れするストレート。

DeNA今永「やっと自分自身開幕できた」一問一答
DeNAドラ1今永が6戦目でプロ初勝利 「勝つのがこんなに大変なんだと...」

しかしこの一問一答・・・

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-今の気持ちは
「単純に(初勝利が)遅すぎたかなとは思うんですけど、こんなに勝つことが大変なんだなと思って、今はホッとしてます。」

-好投が続きながら勝ちがつかなかった
「この4敗は自分の力が及ばなかったということなので、今日は広島にというよりは過去の自分に勝ったので、何とかこうやって初勝利をつかめたのかなと思います。」

-ルーキーの広島横山との投げ合い
「同期入団で絶対に負けてはいけないと思った。僕が対戦するのはカープの打線なので、変な意識はせずに、絶対に負けないぞという気持ちで臨みました。」

-立ち上がりはボール先行、球速も出てないように見えたが
「今日は調子が悪いと割り切って、そこからどうしようかと。真っ直ぐは意外と走っていたので、バッターの反応を見ながら何とか(タイミングを)外しながらいけたかなと思います。」

-マウンドが合わなかった
「まあでもそれを合わせないと今後勝ちを重ねられないので、次ここで投げることがあれば、初回からしっかり合わせていきたいと思います。」

-最後のピンチはどうしのいだ
「6回(の攻撃時)に自分が打席に入らせてもらったことを考えて、それは「しっかり7回も投げきってくれ」ということだったと思うので、何としても投げきるという強い気持ちを前面に出して投げました。」

-手にしているウイニングボールは
「ひとまず家族に、お父さん、お母さん、おじいちゃん、おばあちゃんにあげたいなと思います。」

-この1勝を次につなげていきたい
「何とかやっと自分自身が開幕できたと思うので。まずは自分自身が借金しているので、何とかそれを自分で取り返して、自分が投げる試合は絶対に勝ちたいと思います。」

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インタビュアーの質問も良いんだけど、
#多分、今回が敵地で良かった。本拠地だとわざわざ盛り上げようとヌケた質問をしそうだし。
それに一つ一つ、的確に、(最後以外は)テンプレも無く素直に自分の考えを述べていく。落ち着いてるし、頭が良いし、真面目だし、謙虚だし・・・なんだこの22歳?(--;;
#いや、そういう子だってのは分かってたけどさ。。。

にしても、凄いね。今、録画分で最初から見てるんですが、、、
#今日は仕事。帰宅してスカパーつけた瞬間、乙坂がフライ見失って落球したので、
#嫌な予感がしてその後、しばらく見て無かった(苦笑
立ち上がり、確かに良くない。マウンドが合わないと言う感覚なのか?コントロールが定まらないし、球速もそこまで出ていない。
しかし、フォア2つ+三振3つ、という「お前は荒れ球速球派かよ!」という謎の初回を立ち上がった後は、球数には苦労しながらもピンチらしいピンチを迎えず、6回までを110球で無失点に抑える。流石にここで交代か?と思ったら、7回表、先頭で打席に立って10球粘って(!?)攻撃に貢献した挙句、7回にもマウンドに上がってピンチこそ迎えたけど、結局無失点で切り抜けた。
#この采配、個人的には非常に綱渡りに感じた。
前回登板に比べると調子が悪い(本人も言うとおり)上に、既にプロ最多の球数を放っている、この状態で無理に投げ続けて失点でもさせようものなら。。。という怖さもあったが、そうした首脳陣の期待に見事に応えたピッチングになった。

いや、もう褒める所しか無いですねぇ・・・前述した打席の話もそうなんですが、、、
#いや、ホントもうね・・・
#「前に飛ばさないのなら、当てるくらい簡単だよ」と言わんばかりに粘る粘る(苦笑
ぶっちゃけ「なんだコイツ・・・」って呆れちゃいましたよ。スクイズも決めてるし、バッティングセンスもありそうだなぁ。
本人の言うように、"悪くても悪いなりに"どう投げるか?そして相手の反応を見て考えながら投げて、と。勿論戸柱のリードも大きかっただろうけど、凄いルーキーが入ってきたもんだ、と。
#てか、そもそもルーキーバッテリーだしね。戸柱もスゲェわ。
普通に援護さえあれば・・・今日は打線も良く頑張った。安打数自体は其処まで多くないが、効率良く6点も取ったのは僥倖。次もこの位取ってやれ。

他・・・その戸柱。捕手出身の達川が、これも褒める褒める。
#ただ、左ピッチャーのスライダーの取り方が良くない、という指摘もしていたが。
キャッチングから配球から「良いセンスをしている」と褒めてましたねぇ・・・最後の打席は惜しかったけど、アレが抜けてたらプロ初猛打賞だった。
あと、何気に実は安打が止まってた梶谷が8回に値千金の今シーズン初HR。割と簡単に「スイッ」と振った感じだったけど、マツダスタジアムのバックスクリーン横に運んだ。やっぱパワー付いてるわ。

投手の方では、前々回失態を残してしまったザガースキーが古巣の本拠地で復帰の1イニング零封。正直、その起用には疑問があった(今永と同じタイプの左腕だし)けど、まぁ結果、抑えられたので良かっただろう。自信も取り戻してほしい。
そして最後、点差もあるということでドラ2熊原が3凡締め。相変わらずストレートはカットされるし球は荒れてるしで、まだ安心しては見てられないけれど、その速球を活かす為の変化球がコントロールできて来れば面白い存在になるはずだ。


地方局(特にJスポ映像)はちょくちょくこういう試合中のグラウンド以外の良い映像を撮ってくれたりします。
上はベンチで熱心にメモを取る高城・・・お前も戸柱と一緒に登っていくんやで・・・

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このページは、汎通が2016年5月 6日 22:30に書いた記事です。

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