何が嬉しいって、明日負けてもまだ5割。
#どんだけ後ろ向きなんだよ。
■DeNA ブラ砲の活躍で開幕戦勝利 古巣撃ちで竜ファンはガックリ
■DeNA・中畑監督「笑顔になっていいですか」
■DeNA新外国人モーガンが“大暴れ”
尚、明日勝つか引き分けで07年10月以来の月間勝率5割達成(笑
#流石にたった3試合でそれを決めちゃうのはどうだろう・・・
まだ今録画してた試合を見てる最中ですが、ひとまず開幕戦、今日の選評。
【投手陣・守備】
先発は藤井。自身11年ぶり二度目の開幕投手。
初回は3者凡退(但しすべて外野フライ)
2回は先頭フォアから井端、クラークに繋がれて1失点。ただ荒波、石川の綺麗な中継プレーもあって1点でしのぐ。
3回。また先頭フォア。2回から厳しい所を攻めようとしてボール半個分ずれる印象。というか審判も低めを採ってくれない。安打を挟んでピンチが広がるが、犠打と内野フライ2つで無失点。
4回。タイムリーを打たれたクラークを三振。外人に対してセオリー通り、外に逃げる変化球。続く松井の打席でライト前をモーガンが後逸。捕り方が悪い・・・ライナー性の打球とはいえ、目測を誤ったかバウンドとタイミングが合ってないので後退しながら捕ろうとして後逸している。
続く谷繁には死球。インコース攻めでインに行き過ぎた。流れが悪い。が、続く吉見はバスター失敗からスリーバント失敗。大島も2ゴロで無失点に切り抜ける。モーガンのミスと自身のミスで大ピンチを招いたが、この回も無失点に抑える。
5回。先頭の荒木をライトフライ。ルナにフェン直3塁打でまたピンチ。ここでもモーガンの守備にはやや疑問。
#ただ、捕れると判断したのなら確かに狙ってもいいが。
慣れない球場ということか。この辺も判断を誤ったかもしれない。
続く和田はキッチリセンターフライで犠飛1失点。井端にWBCよろしくなライト前を打たれるもクラークを打ち取って3アウトチェンジ。
6回。藤井の限界点に到達。が、初回以来久々の3者凡退。下位打線ではあったが良く抑えた。
藤井は6回被安打6四死球4の2失点。球数は98球。4奪三振。
よくもまぁこんだけ打たれて四死球出して2点で済んだもんだ、という内容。ただ、ランナーを出しても崩れない、そういう芯の強いピッチングがこの結果を生んだんだろう。
とりあえず今日の内容を見て、「今年も昨年と同じくらいはやってくれそうだ」という風には見えた。
2番手は吉川。競った展開での大事なリリーフを、出戻りの吉川に任せた。
いきなり先頭の大島に4球連続ボール。ストレートが高めに、変化球が低めに、という典型的なノーコン展開。
#ただ、球自体は結構来てる。
荒木がバントで1アウト「貰った」。が、続くルナにも4球連続ボールでまたフォア。ここまで10球全てボール。
次は4番和田。やっとストライクが入るが粘られた末10球目に空振り三振。和田さん優しい。しかし最後にダブルスチールを決められる。
#高城もストライクの入らない吉川のお守りに精いっぱいだったか?
しかし続くは怖い井端・・・だけど、シュートを使ってインコース、詰まらせてゴロアウトで3アウト。
吉川はこの1イニングのみ。トータル22球の内ストライクはわずか5球だった。
ストレートはそこそこ良い球が来ていたし、和田の打席では低めにいい変化球も決まった。10球連続ボールで開き直れたか。しかしマウンド上での仕草などいろいろと不安、不調が顔、態度に出過ぎ。見てて打たれるイメージしかわかなかった。
#実際には無安打。
結果無失点とはいえ、明日以降も信用して使えるか?というとかなり疑問。まぁ加賀を使わずに勝てたのは大きいんだが、、、
8回、3番手はソーサ(ラミレスが下がって守備固めに松本)
ストレートが高めに浮く(この辺はOP戦の時から同じ)ものの、球威で押して先頭クラークを三振。続く松井も同じくストレートで押して内野フライ・・・ここまでは盤石だった。
#この松井にはインコースに投げれている。
尚、追いかけた内村がお手玉して落球しそうになるのを、カバーに来ていたモーガンが救い上げてアウト。なんやねんこの面白外人w
さて問題はここから。谷繁はアウトコースのストレートを引っ張ってレフト前、続く中田にもアウトコース攻めでストレート中心にした結果、低めを狙い打たれて一気にピンチ。
#松本の守備が怪しい。ゴロ処理に手間取る。
先頭に戻って大島。大きいのは無い打者だが、これもまたひたすらアウトコースのストレート攻め。高めのボール球を打ち返されて1失点。
尚も1-2塁でピンチだったが、荒木にもひたすらアウトコース攻め(但し今度はスライダーだらけ)でなんとか投ゴロに打ち取る。
ソーサも8回のみ。8,9を当面ソーサ、山口で乗り切ろう、ということだろう。
高めに浮くもののストレートは常時150㎞/h前後と勢いがあった。が、組み立てが難しそう。球種が無いので(メインはストレートとスライダーのみ)どう組み合わせるか?高城のリードにも注目だったが、書いてきたようにひたすらアウトコースに投げさせているのが気になった。コントロールが良くないのでインコースが怖いのは分かるが、あんだけ同じ球種を同じコースばっか投げさせてればそりゃあ打たれる。
#尤も、最後の荒木はストレート待ちっぽかったので、功を奏したのかもしれないが。
いずれにせよ、高城はもうちょっとソーサの使い方は勉強しないといけない。ていうか、谷繁に教わってくればよかったのに(笑
#尤も、性格の悪い谷繁なら間違いなく嘘を教えるだろうがw
何にせよ・・・球威があるのは分かったが、リード次第であることもわかった。セットアッパーとしての力は十分にあるが、使い続けるにはもう少し勉強が必要という感じだ。
最終回。今年も抑え、山口がマウンドへ。
#毎年この時期の山口は信用できないが。
ただ今年は金髪豚じゃないしドームだから花粉症も大丈夫だし・・・と。
・・・というジョークだかなんだか分からない理由が当たったのか、先頭のルナを151㎞/hのストレートで1ライナーに打ち取る。
続いて和田には少し粘られるものの高め低めと際どい所を攻めて最後は遊ゴロ。5球目のフォーク(縦スラ?)は良かったけどな。
最後、WBCの英雄・井端を3球でアッサリ三振に打ち取った。
この時期の山口と言えば、やれアーム投げだのやれ紫唇だのホント、オフの調整が上手く行ってないなぁ~というのがパターンだったが、今日の山口は間違いなく昨年の良かった頃の山口。
#ストレートは常時150前後、変化球もキレキレ。
ソーサの加入に対抗心が燃え上がったか?OP戦でもここまでは良くなかったが、まさかの中軸3者凡退だった。
オフにはポスティングでメジャーへ、という野球ファンから見れば「お前ごときが」と言われてもしょうがないような発言もしていたが、コレを餌に馬車馬の如く働かせればこの調子も持続できるのではないだろうか?最終的に出ていくかどうかはともかくとして、本人に気合が入っているのは良い事だ。
【野手陣】
初回、先頭石川が初球をセンター前。これが吉見の調子を崩したか?
バントで送った後、モーガンはインコースを見送り三振。ここまではOP戦のままのモーガン。
続くブランコがジョイナスの宣言通りの「落ちる球」を吉見が使ったものの落ち切れない球を捕えてレフト前タイムリー。ナゴドの吉見から先制する。
ラミちゃんも続いてあと6本。が、筒香がOP最終戦の時と同様振りも鈍く三振。
2回、荒波が初球を叩くもライト松井の好捕で安打にならず。荒波はこの試合、無安打に終わったが当たりはいずれも良かった。
続く高城が2球目シュートをやや詰まりながらセンター前。昨年2割打てなかった高城がいきなり安打が出た。藤井は3ボールまで粘りながらバントで送るが、石川はあっさり遊ゴロ。初回のヒッティングは良かったが、この打席は完全に駄目な石川。
3回、先頭内村は凡退。続くモーガンが鋭い当たりながらもファーストクラークのミットにライナーアウト。ど真ん中とはいえ良い当たりだった。これが次の打席につながる。ブランコは初回と違ってあっさりフライ。
4回、ラミちゃんが遊ゴロ初球凡退。高めの絶好球だがミスショットか。筒香は外のシュートを叩くもショートライナー。この当たりはちょっと良かったが、HRバッターのバッティングではない。
荒波は外のフォークを2ゴロ。この次の回まで3凡が続く。揃って淡泊と言うほどではないが、もう少し工夫が欲しいかもしれない。
5回、先頭の高城はど真ん中のストレートだったが詰まって遊ゴロ。藤井は空三。石川も遊ゴロ。この回の吉見とベイは昨年までの関係と同じ。
6回、先頭内村はレフトフライ。OP戦終盤位からバッティングが怪しいがこの打球は惜しかった。続くモーガンがアウトコース落ちる球をライト前、来日初安打。
#インコースは相変わらず捌けてないが、真ん中より外ならなら良い打球が飛ぶようになった。
ブランコは変化球攻めで一塁後方への内野フライ、ラミレスは高めの外れる球を打ち返してあと5本。しかしやはり筒香がインハイのボール球に手を出して自分のスイングが出来ずに1ゴロアウト。尚、モーガンがセカンド回ったところで転ぶ。何かと目立つ選手だ。
7回。先頭の荒波は見逃し3球三振。全ていい所に決まっていた。これは打てない。
高城も外高めのストレートを打ち上げて浅いセンターフライ。続いて代打・梶谷もあっさり三振。このまま吉見が投げ続けていたら、ベイは勝てなかっただろう。
#試合後のコメントによれば、どうやらこの段階で吉見は腕の筋が張ってたらしい。
8回。吉見がマウンド降りて山井。
ピンチの後にチャンスあり。先頭の石川が初回に続く2安打目・2塁打でチャンスを作る。続く内村はバントの構えで粘ってフォアで無死1-2塁。流石小学生。
メジャーではセーフティも得意だった、というモーガンがバントを試みるも、代わった投手・田島(尚、田島はベイ相手だと何故か打たれる)のバント処理でサードにカバーが入らず投げられない。慌てたのかファーストに送球するもこれが送球ミスにつながってまさかの同点。
#モーガン、持ちすぎだろ・・・どんな奴だよw
ちなみに、3塁側に転がしたバント自体はちょっと強すぎて3塁カバーが間に合ってればアウトのタイミングだった。
そして続くは4番ブランコ。3球目、高めの150㎞/hのストレートをライト前に打ち返して2点タイムリー、勝ち越し。ちなみにブランコ自身はあわやライトゴロ?というタイミングだった。それだけ打球が早かった、ということ。
ここまでノーアウトだったが後続、ラミレスは貫録のラミゲ(ただ、右方向へ良い打球はあった)、筒香が力無い2ゴロ。ここでもう1点欲しかった。
9回。1点取られたので突き放したい。相手投手は武藤。
荒波は初球レフトフライ。これも良い当たりではあったが・・・。ただ、もうしばらく今のスタイルでも良いが、いずれ転がすことも考えるタイミングは来るだろう。
続く高城は5球目を昨年よく見た感じの体勢を崩された2ゴロ。タイミングを外されてバットの先端だった。
守備固めから入った松本が初打席。ストレート3球を空振り、見逃し見逃しで三振・・・これじゃあ代打では使えないな。
#まぁ投げた武藤も見事だったけどな。良いコースに決まってた。
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そろそろジョジョが始まりそうなので短く。
#やっと録画分見終わったわ・・・
ツイッタにも書いたように、今日の勝利はかなり薄氷・・・運も良かった。前述のとおり、吉見が続投してたら勝てなかっただろうし、前半のピンチの連続も藤井の粘りと言えば聞こえは良いが、モーガンのミスによる部分は大きなマイナス。
#こういうのを潰していかないと、今後も勝つのは難しい。
尤も・・・ベイだけではなく相手、ドラも致命的なミスをして失点してるわけだけどね。誰にだってミスはある・・・それをいかに減らせるか?が重要なわけで。
しかし思えば・・・この好プレーが無ければ負けてたかもしれんね。結果、4連打になってたわけだし、、、
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