ツイッタだけじゃアレなので。
■テラフォーマーズ(1) / 橘 賢一 (著), 貴家 悠 (原著)
何だろうこの感じ?ゴキブリの超進化というSF展開に、出てきたばかりのキャラがバタバタ死んでいく絶望感。
#ちと最近、某サイト経由で知ったので手を出してみた。
画は結構良い感じ。今風ではないかもしれないが、作風には合っている。まして人間サイドも結局のところ虫化するので、それなりの画力が必要だ。
でまぁ・・・キャラ付けがどーのとか、気に入ったキャラがどーのとかイロイロ漫画にはつき物の感想だと思うんですが、この漫画、ちゃんとキャラ名や人物名鑑的に紹介まであったり、中には生い立ちやらのモノローグまで語られるキャラが結構多いのですが、一言喋っただけとかで容赦なく胴体真っ二つとか首刎ねされたりします(汗
ゴキブリが強すぎるwww
一応設定上、火星に苔と放たれて500年経っている、ということですが、その間に苛酷な環境に合わせてわざわざ人型に進化した上に普通のゴキブリ時代の運動能力やしぶとさを兼ね備えている、という悪夢のような設定。これがまた何十、何百と襲ってくる。
ま一応・・・勢いだけとかSFとしてどうなのその設定?とかはあるんですが、例えば人間の進化と火星の建造物、そしてゴキブリの超進化の裏にある何か?についても伏線隠されているみたいで、その辺もキーになっているのかな?
★★★★★
掛け値なしに、とまでは行かないが、それでも十分に面白い。読む者を圧倒する何かがある。
ただ、それゆえ・・・最初からぶっ飛ばしている分、長く続けるタイプの漫画でもない。
#確実にマンネリするでしょ。こんだけバタバタやられていくだけじゃ。
5巻くらいまでで一気に突き進んでくれると面白いかも。もしくは「寄生獣」(10巻)くらいかな。
来週の2巻が楽しみ。
■銀魂(45) / 空知 英秋
賛否がスゲェ分かれているみたいですね、今回の長編は。
#44巻から続いている。これ、かなり長いよな。吉原炎上並か?
で、今回読むのに合わせて、44巻から読み返しました。否定的な感想の言っている事も分かるんですが、個人的には久々の長編ヒット作、と言う感じがしました。
#まぁ最近、かなりマンネリ感が激しかったから、というのもあるけど。
確かに、キャラ毎の行動原理がイマイチなんですよね・・・人気の高い真選組と出てきたばっかの見廻組とで話の中盤からバトルモノに・・・という分けなんですが、裏にある一橋派と天人軍団、それに天道衆に鬼兵隊、そして"先生”と・・・いろいろ関わってた筈なのに、それらの繋がりをバトルの前に描けなかったのが失敗だったのかもしれない。
#なんか、読後感がスッキリしない。
あとキャラについても。作者のツッキー推しは感じますが、それ以上に以前も書いた最近出てきたばかりの"のぶめ"が矢鱈とキーキャラになってたり、微妙に納得し辛い。
でも、それなりに・・・個人的には好きなキャラの一人である将軍・茂々こと将ちゃんの見せ場が2回もあってニヤニヤしちまった。ギャグパートメインだったので、ああやって出てくるとスゲェカッコよく感じたりするw
★★★★★
何にせよ、久々に・・・そうですね、真選組動乱編以来の傑作だったと思います。
■PEACE MAKER (9) / 皆川 亮二
いやほら、買うとさ・・・店員が勝手にカバー付けるじゃないですか。
#で、別に困らないからそのまま付けさせておいて、だ。
実は読むまで知らなかったんですよ、帯に「He is back」なんて書いてあったの(爆
#アイツしかいねぇだろ、この展開w
二コラが当時のホープを受け継ぎ、そして同じように進んでいくのかと思いきや、風貌から雰囲気から変えてしまったホープが再登場。しかも新章に入って女2人旅続けていくのかと思いきや、いきなりコニーのリタイヤ。結構驚きの展開だ。
★★★★☆
しかし投げナイフときたか・・・確かに銃よりは速いかもしれないが、、、
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さぁ、これで「実は読んでたけどまだ感想書いてない」シリーズはあと3つとなりました。
#まだあるんかい!!
気が向けば連休中に・・・内1つは・・・"ブリュンヒルデ"と言えばもうお分かりでしょうか。
そういや、珍しく全部集英社だな。復権きたか?!
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