いざ行かん、バルマムッサへ

| コメント(0)

いや、もう通過したんですけどね。

ちょっとエントリの間が空きましたが、『タクティクスオウガ 運命の輪』の攻略は順調です。むしろやり過ぎてるからエントリする気が起きないくらい(ぉ
#プレイ時間は11時間くらい。

今作は「C.H.A.R.I.O.T」というある意味反則的なシステムがあります。まぁウォーレンレポートに使用回数が残る事から、何らかのペナルティ、又はエンド条件に入っている可能性はありますが、まぁ言うまでもなく便利なシステムであることは確かです。
#なんせ、その戦闘の任意の行動ターンに巻き戻すことが出来る。
死んだりアイテムロストしたり、はたまた説得に失敗したりなどの戦闘中の致命的ミスを"やり直し"出来るわけです。SRPGにおいてコレを反則と言わず何と言う?
#が、余裕で使ってます(マテ
や、まぁ・・・やっぱムズイしね。普通に勝つだけならともかく、戦死者は避けたいし(尤も3回まではOKとこちらもヌルくなってるが)説得など特定条件の揃わないと厳しいコマンドは、失敗も怖い。そこでやり直せるのは助かる。
#悪く言えば"ゆとり"と揶揄されてもおかしくは無いんだろうけどねぇ。

はい、Lルートに進みました(笑
#15年前と同じ選択をするのかおまいは。
また改めて書くかもしれませんが・・・15年前と言えば、時代はSS/PSの初期、そしてSFCが最盛していた時期でした。この頃のRPGやSRPGといえば、多くが所謂「勧善懲悪」そして「主人公はヒーロー(善人)」である事が極々当たり前でした。
#稀に、そうでないのもありましたが。例えばメガテンはそうしたシリーズの1つ。
この数年後、『FF7』のヒットを境に「思い悩む主人公」「記憶喪失の主人公」「内面に問題を抱えた主人公」というアレな(笑)主人公も増えてくるのですが、またそれは後の話。
まぁそんな風潮の強い時代に、「革命の為であれば同胞をも虐殺する」という選択を選ばせたこの『タクティクスオウガ』という作品は、ゲーム界の1つの寵児だったと思います。
#ある種の"タブー"を選ばせた。
自分が当時Lルートを選んだ理由は、実際のところ全然深い意味はありません。大学入学直後で金が無かった頃でしたので、友人とゲームをシェアする事は多かったのですが、先行してた友人がCルートを進んだので「じゃあ俺はLで」というだけ(^^;
#まさかこんなに精神的にしんどいルートだとは思わなかったけどな。
なんせ何処行っても「虐殺の英雄」だとか言われるし、さらにそれが公にバレやしないか?とビクビクしながら(尤も、デニム君にそういう描写は無いが)進めないといけない。コレは二十歳前のガキんちょには堪えますよ。まぁ救いは・・・数ヵ月後に出たファミ痛のガイドブックの巻末付録だった用語、人名集に「歴史上の多くの革命は体制側から為しえた事が多いのだから」と書かれていたことでしょうか。多少なりとも溜飲が下がった気がしたものです。

---------------------

さて、実は既に2章のイベントバトルを3戦ほど消化済みです。平均Lvは7~8で、大体敵と同じくらいのレベルでしょうかね。バルマムッサの2戦目(2章初戦)は流石に苦しみましたが(CHARIOT使いまくり)、なんとか新キャラを生かしたままクリアできました。自分は。。。彼女が階下まで降りてきた後、なんとかほぼ全員を階段の上の方に上げてガルガスタンの連中と対面させ、カチュアとデニムだけ下ろして彼女の相手をさせてました。2人ともヒール使えるので、攻撃されたらヒールかけるの繰り返し。とにかく、最初の見方と彼女の分断だけですかね・・難しかったのは。

あと懸案だった部隊の補充ですが、2章に入って立て続けに3名ほど。店でウィッチを1名、湖畔のイベント戦でホークマン1名、バーサーカー1名を仲間にしました。
#つーか、バーサーカーは仲間にしてから女だったのに気付いた。
#なんつーか・・・アマゾネスな感じ?(笑
どのキャラもそうなんですが、今回は途中加入でもクラスレベルが基準になっているので部隊内に既にあるクラスなら問題ないのですが、例えばバーサーカーは今回が初めてだったので育成がツライ。あと、単純にスキルも最初はショボいので、フリーバトルでの育成もツライですね・・・後方からアイテム係でもさせるしかない。
#スリンガー系のアイテム使いが面白そうだが・・・これも今作のオリジナル要素だな。
フローバトルは未だに出撃人数が6名なのがツライ。もっと出せるようにならないかなぁ・・・結局基本は、なるべく相手が小数になるようにおびき寄せて一気に叩く、なので、出撃人数が多いほうが楽なのは確かなんですよね。
#SRPGってのは、要は"釣り野伏せ"が基本なんだな(^^;

--------------------

と言う感じで、仕事が忙しいながらも少しずつ進めてます。流石に『ラング』は止まりましたが、いずれにせよ携帯機(PSP)でこんだけハマれるのもこのゲームの魅力のおかげ。もうメッチャオモロイっすわ。

さて、おかげで今日は予定していたことがほとんど出来なかったので、明日こそはちょっと我慢して外出してこよう。実は今週中盤辺りから声がまともに出ないくらい喉をやられてます。
#熱とか無いので・・・風邪とはいえ大事にはなってませんが。
どうもねぇ・・・やっぱこの部屋の埃っぽさが一因のような気がしてならない。朝起きた時が酷いんだコレが。本当に声が出ない。痰が凄い絡んでるし、どうしたもんか?と・・・で、今日、なんとなくネットで漁ってるのが「空気清浄機」。明日・・・手を出してしまうやもしれん。
♯元々加湿器使ってるわけだし、その機能も含んでくれてれば文句なしなんだが。

さて・・・最後に、上で書いたバルマムッサの一連のイベント会話シーンをスクショ撮れましたので、一通り「続きを読む」でまとめておきたいと思います。


ここまでのヴァイス君は、ちょっと悪そな顔。



レオナールは今回、終始厳しそうな顔してますよね。



まだ驚くだけのデニム君。



ここから回想シーン。




こういう考え方ですよねぇ・・・当時の10代のガキんちょには、「ゲームでこんな考え方が出てくるなんて」っていう強烈なインパクトがありました。





流石にレオナールも最初は驚いたのね。





そもそも「ロウ」と「カオス」という表現において、ここで「虐殺に加担しない」と一般的な正義、英雄的な選択を採った事で「カオス」になってしまう、という点でもなかなか斬新だったと思います。ゲームの世界における「カオス」の意味って、ハッキリ言って「悪い」イメージでしたからね。


悪魔の選択。


1章タイトル「僕にその手を汚せというのか」→汚しましたw


ここから顔グラが変わったヴァイス君登場。デニム→虐殺に加担したワルモノ、ヴァイス→RPG的な正義のヒーローになった瞬間ですw


新キャラはウォルスタの将軍という設定。なので、レオナールにもこういう事を言います。


さっきまでビビってたくせにいきなり真顔で正論w











原作には無かった展開ですね。まぁ新キャラに関わる事なんでなんで当然ですが。
にしても・・・人種差別って嫌やねぇ・・・実はこの後の戦闘時に、かのぷーがそれについて愚痴るシーンがありました。



レオナールさん物分り良すぎw




ちょっとずつ距離をおくヴァイス君。



厳密には主人公の部隊が虐殺しているシーンは無いんだよね。まぁ賛同したと言うか、それともゲームにはカットされただけで、実はやってたとかそんな感じか。
#この後に挿入されるシーンは、ゴリアテを襲われた時とオーバーラップしますね。



台詞どおりキッチリ襲ってきます(--;


倒すとこんな台詞を残します。勿論巻き戻した(^^;


倒さずにクリアするとこうなります。


そしてヒーロー・ヴァイスw




虐殺"後"のシーンですね。と言う事で、前述の通り、やっぱりデニム達が直接手を下したわけじゃないのかなぁ?と言う感じです。
#でも剣持ってるから、やっぱカットされただけかもしれんが。
ま、そういう所はレオナールさん感謝、って所でしょうか。後味悪すぎるしなぁ。



そして第二章へ。

コメントする

この記事について

このページは、汎通が2010年11月20日 19:25に書いた記事です。

ひとつ前の記事は「2010年11月17日の更新」です。

次の記事は「早かった」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。

月別 アーカイブ

ウェブページ

  • about
Powered by Movable Type 6.7.3