ゲームとシナリオと

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『428』クリア。カウンタはピタリ19時間だから・・・『ひぐらし』の実プレイ時間の1/5以下って感じだろうか。まぁそんな比較にあまり意味は無いが。

ぶっちゃけ、非常に面白かったです。なるほど、これならファミ痛が40点つけるのも頷ける。いや、他への扱い考えれば頷けないか(ぉ
#むしろファミ痛ごときがまともに批評しているのがムカツク。
どないせーちゅうねんw

まぁとは言え、不満が無かったわけじゃない。
ゲーム開始からしばらくの間、自分の評価は「なるほど、ゲーム的には彼方此方チェンジして話進めてってのは面白いな。けど、シナリオはイマイチだなぁ」だったんですが、終盤に近付くに連れて完全にその評価は逆転してました。
#チェンジウゼェ(苦笑
話が面白くなるに連れて、ゲームシステムが邪魔になってくる。まぁ効果が無いわけじゃない・・・例えば、誰かのシナリオが進みすぎて他のキャラの真相が先にわかってしまったりするなど、確かに止めないといけない(KEEP OUT)ことはあるだろう。
ただ、特に18時~20時が顕著だったけど、そうした調整の意味でのチェンジだけならともかく、それ以外のチェンジも多すぎる。彼方此方飛んで意味分かりにくくなったりもするし、特に19時前後は酷かった。
#あまりに飛ばし過ぎてて、亜智のシナリオを進めるのを忘れてた。
あと、意外にTipsは大人しかったな・・・序盤こそニヤリとさせられるギミックも多かったけど、中盤以降はほとんど不要な存在になっていた。まぁ中にはJUMPの起点に混じってたりするけど、それはそれで強引に感じたり。「そこかよっ!」みたいなツッコミも何箇所もあった。
地味に空気壊してくれたのが、エンディングごの某予告編。アレ要らんだろ・・・
HDタイトルにしては文字が大きい、という違和感もあったけど、あれは元々Wii向けに造ってたんだからしょうが無いんだろうな。テキストと背景とが同機取れてないといけないから、下手に文章弄れなかったんだろうねぇ。

と、いう感じでいくつか不満が無かったわけではないんだけど、前述の通り、シナリオは掛け値なしに面白かった。
#ドライアイスのは少々強引だったが。けど、あれもちゃんと伏線回収したものだからな。
#(一歩間違うと「ダイハード3」だったが)
あと、真犯人はもう少し早い内から出すとか露出を増やすとかしておかないと、「意外性」での驚きは少ない。まして、それに至ったのがデフォルトキャラじゃなかった、というところに少々爽快感というか驚きと言うかが少なかった。
#「あぁ、なるほど~」程度な。
が、それ以外は満点か。序盤はほとんど関連性の無かった話が、徐々に結びついて来てしかもそれまでの展開が完璧に其処に至るまでに生かされている、という構成。ある程度先の読める感じはあったけど、それ故説得力がちゃんとあったからこそ満足できた。特に亜智や建野絡みのエピソードは良く出来てたなぁ。

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まぁ普通に傑作レベルでした。
演出面も素晴らしい・・・実写使ってる強みもあるけど、それ以上に動画やカメラワーク、そして文字の表示方法テクニックや、同じバッドエンドやKEEP OUTでもその展開によっては見せ方が変わるなど、拘りが凄い。
まぁいろんな意味で「こりゃ売れないとダメなゲームだなぁ」という感想。

ああそうそう。


これだろ?満点の理由(ぉ

スタッフロールに懐かしのQ'tron長井氏の名前が。そういや金八の時も参加してたっけ。チュンの仕事にちょくちょく絡んでるみたいですね。

某黒いしおりのアレはやらないつもり・・・ちょっと浸れないなぁ、と。他のオマケはどっかでやるかもしれないが。

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このページは、汎通が2009年9月21日 23:49に書いた記事です。

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