久々のDVD評。
■The X-files : I Want to Believe
月初に買ってから放置してました(--;;
久々、、、というか、そもそも本シリーズを最後まで見ていないので、ちょっと見るのに躊躇いがあった、というか・・・前回の映画は、シーズン半ばで公開されたものだったので、繋がりやモルダー達の関係など全然違和感無かったのですが、今回は「ふ~ん・・・あれ?」な所もポツポツ。例えば、いくらアメリカがそういう国だったとしても、流石に以前の関係なら同じベッドで寝るような事は普通には無かっただろうが?とか。
なので、そういう前提で・・・シーズン9まで見ていない前提で見ることになってしまったのですが、それでも、やはり「X-FILES」してました。満足満足。
まず驚いた?のは、2人が思った程老けてない、ということか。まぁ役者なんだし、歳相応よりも若く見えて当然なのですが、にしても「ああ、モルダーとスカリーだ」と安心できる外見。コレは嬉しかったですね。
で、あとはこの2人の掛け合い。お互い、深層では理解しあっているものの、どうしてもそれぞれの主張が前面に出てしまう、のがこの2人。皮肉の効いた台詞のやり取りなど、「ああ、変わってないなぁ」と(・∀・)ニヤニヤせざるを得なかった。
本編の何年後か?は分からないが、モルダーはFBIを追われる身、そしてスカリーは医者としての生活を送っていた。そこにFBI捜査員が行方不明になるという事件、そしてそれを探す超能力者(但しかつての性犯罪者)が現れ、FBIはかつての罪(冤罪)を見逃す代わりにモルダーに捜査を手伝え、という依頼をスカリーを通して行う。スカリーはスカリーで不治の病と目される患者に対して、自らの信念と性犯罪者に助けを請うという役割に思い悩む。そして真実はその二つの側面を絡めて・・・という流れ。
#これぞX-FILESの醍醐味。
派手さは無いが、真相のおぞましさや犯行動機の異常性等も手伝って、そうした個々の思いや宗教観など深い所まで表現されていたと思う。
シリーズの本筋にあった"超常現象"、"宇宙人の存在"、"政府の陰謀"等といった、所謂「X-FILES」のセールスポイントである部分は今回の話には登場しない。しかし、こうした異常犯罪や宗教観といったところも本編には結構な頻度であったことから、どちらかと言うと"マニア好み""通向け"と言った印象の映画だった。
既にピークを遠く過ぎてしまっていることを考えても、最初からファン向けな形で作ったというのならコレで正解だろう。
★★★★★
何より、最後にきっちりスキナーが出てきたのに(・∀・)ニヤニヤ。そしてなんだかんだで真実は闇に葬られてしまう所も。。。
--------------------
DVDとは書きましたが、今回のはBDです。
#そんな1080pにも負けずに意外とお若かった2人の健闘に拍手w
ちなみに、このBD版は前回の映画版も同梱されています。ソッチを見ると、やっぱり「ああ、若いなぁ」と思ってしまう。まぁ10年経ってるんだから当然か。
X-FILESってVHSの頃にやってたドラマですもんねぇ・・・そりゃ隔世の感があってもしょうがない。
コメントする