衆院解散ですね。自民党をぶっ壊す・・・はなんとか出来たかも。
■「ポスト小泉」に重大関心 中国、期待と不安が交錯
中国外交学院の周永生教授は中国紙に掲載した論文で「中韓両国の怒りを招いた首相の強硬姿勢を見て、自らの考えを改めた首相支持者もいる」と分析。中国にとって望ましい新首相の登場に期待感を示した。
こ こ で 安 倍 さ ん で す よ(笑
#いや、本当になってもらいたいんですけどね。
でも無理だろうなぁ・・・分裂選挙になりそうだし、そうなると民主に政権掻っ攫われる可能性も高い。公明はおそらく選挙協力を条件に1週間公示など延ばさせたんだろうから、意外にもまた自民と連立するんだろうけど、それでも民主の政権奪取を阻むのは難しいだろうなぁ。
ここでジャスコ岡田とかになったら中国の思うツボか。まぁ・・・一度くらい痛いメに遭わないと国民の政治無関心も治らないのかもしれないけど、そうなったところで手遅れってのも嫌だしなぁ。
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もう守るもんも無いだろうしさ、15日は是非とも靖国に参拝しましょうよ、小泉さん?w
#公約、2-1ということで、国民も納得してくれます(ぉ
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ところで郵政民営化自体についてなんですが・・・
#今まで全く触れてこなかったけど。
素人考えだけど、個人的には可決して欲しかった、というのが本音。というのも、この件についてはとにかく小泉首相でなければ成し遂げられそうな人が他に居ないから。こうして否決されてしまった以上、おそらく今後何十年とまた官の無駄金使いは続くのだろう。そして国費も圧迫し続けるのだろう。
反対派の意見も分からなくは無い。よく言われる「民営化されたら、ド田舎は無視されますよ」ってのも一理無くは無いけど、個人的には、民間会社はそんなに単純馬鹿ではないと思っている。
#ネットワーク社会ってのは広がりつつあるわけで。
儲からなければアイディアを搾り出す。可能性があるところにいくらでも進出するのが民間業者なれば・・・その理論は、必ずしも成り立つとは思えなかった。
完全に民営化しなくても、対応策なんていくらでもあるハズだしね。委託された会社は過疎部への一定数の普及に努めなければならないとかやり様なんていくらでも。
だからまずは、既得権益にズブズブ浸かっている連中を搾り出す為にも、とりあえずこの法案は決まって欲しかったな、と。
ま・・・あくまで希望的観測でしかないですけどね。
実際にはこうした妥協案について十分に議論されたとは言えないだろうし、首相自身の国民への説明も大雑把すぎた。結果的に世論が(マスコミに流されたのも大きいけど)真っ二つに分かれてしまった以上は、"やり方が上手くなかった"ということなんだろうな。
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しかしこうした戦略に穴だらけの法案だったにも関わらず、ただ反対するだけでろくに議論に参加もしなかった民主党が政権を取っても良いんでしょうかね?
>でも無理だろうなぁ・・・分裂選挙になりそうだし、そうなると民主に政権掻っ攫われる可能性も高い。
どう分裂するかがやや不透明なので、正直、どうなるかよくわからないんですよね。自民党は、ある意味では、ウミを出した感もありますから、上手く立ち回れば(今回の選挙に勝てるかどうかはともかく)長期的にはプラスになる可能性もあります。分裂組は(石原都知事の国政復帰といった厄介なことが無ければ)ダメダメでしょうし、当然のように、共産、社民がいよいよ死に体になるであろうことも好材料(笑)
>もう守るもんも無いだろうしさ、15日は是非とも靖国に参拝しましょうよ、小泉さん?w
ここらへんの立ち回りが、結構命運を左右するような気もしてます。というか、実際どうなるか、これまたよくわからないという。個人的に最高と思える流れは、
小泉総理8/15参拝→中韓猛抗議(もちろん、朝日も大はしゃぎ)→日本国民総スカン
ですが、まぁそう上手くもいかんでしょうからね。読売もいつの間にか分祀派になってるし。ただ、以前に比べれば国民もバカじゃなくなってきてると思うので、そろそろいい機会なんじゃないかと淡い期待を抱いたりもしますが。
>結果的に世論が(マスコミに流されたのも大きいけど)真っ二つに分かれてしまった以上は、
この件の面白いところは、専門家と言われる人たちの意見も真っ二つに分かれてるんですよね。
#というか、残念なことに、世間は意外と興味がなさげ。
自分としては、欠陥はあるにしろ、今回をキッカケに一気に民営化を進めるべきだと思ってます。
ただ、それ以上に面白くないのは、小泉総理の政治手法に対する反感が今回の法案反対の動きを増長したらしいとのこと。んなの、小泉さんを担いだのはアンタらでしょうに、と。従来の政治手法じゃ改革なんてできなかったでしょうに、と。もちろん人の政治手法を非難すること自体は結構だけども、そのやり方(&場所)が間違ってるよ、と。
ついでに、8/6の全国紙各社説が、面白い形で分かれたのでピックアップしておきましょう。
【産経】「郵政国会 構造改革つぶすつもりか」
http://www.sankei.co.jp/news/050806/morning/editoria.htm
【読売】「郵政政局 目的不明の解散に反対する」
http://www.yomiuri.co.jp/editorial/news/20050805ig90.htm
【毎日】「郵政国会 解散でリセットするもよし」
http://www.mainichi-msn.co.jp/eye/shasetsu/news/20050806ddm005070077000c.html
【朝日】「郵政政局 自民党が崖っぷちだ」
http://www.asahi.com/paper/editorial20050806.html
産経は構造改革を明確に支持、毎日は(少なくともこの社説内では)中立的な立場に立った上で、共に解散を支持。今回、自分の考えに最も近いのは産経の社説ですが、毎日の内容もほぼ全肯定します。
読売は、主に世論を背景にして解散に反対。しかし、「現実問題として~」とする件といい、最後に「単なる面子(めんつ)の問題」としたことといい、かなり問題を矮小化しているように思います。読売で時折見かける、“勘違い(場違い)現実路線”とでも言えるでしょうか。
朝日は、タイトルにもある通り、政局だけに焦点をあてたペラペラなもの。残念ながら、オピニオン皆無の軽薄な内容に思えますが。
泰雪さん>
自民党は、ある意味では、ウミを出した感もありますから、上手く立ち回れば(今回の選挙に勝てるかどうかはともかく)長期的にはプラスになる可能性もあります。
ホント、一度フィルタかけて欲しいんですよね。所謂2大政党と呼ばれる自民と民主。主張の種類はともかく、両党ともどうせ大きく分かれるんだろうから一度両方ともバラバラになって組み立てなおした方が・・・とか。自民は守旧派がガン細胞化してるし、民主だって旧社会党が同様。若手には良いのもいますしねぇ・・・そうでなくても西村議員みたいな(ry
分裂組は(石原都知事の国政復帰といった厄介なことが無ければ)ダメダメでしょうし、当然のように、共産、社民がいよいよ死に体になるであろうことも好材料(笑)
大分の社民党議員が早速民主党入りしました。ま、確かに共産、社民が逝ってくれるのは好材料。まぁ双方とも既に大した影響力は無いんですが。
ここらへんの立ち回りが、結構命運を左右するような気もしてます。というか、実際どうなるか、これまたよくわからないという。個人的に最高と思える流れは、
小泉総理8/15参拝→中韓猛抗議(もちろん、朝日も大はしゃぎ)→日本国民総スカン
ですが、まぁそう上手くもいかんでしょうからね。
民主党のホームページで行われたアンケート、結果は「首相が靖国参拝する」を支持が反対を大きく上回りました。オカラ代表、この結果は無視出来ませんよね?(苦笑
ま、ウェブのアンケートなので3割くらいは差っぴいて考える必要はあると思いますけどね。世論は結局のところ反対がやや上回っているだろうし。
#中国が暴動起こしただけでサクッと参拝支持が減ったくらいだし。
>日本国民総スカン
参拝すればこの前までは確定。そこでこの総スカン展開になれば良いんですが・・・
読売もいつの間にか分祀派になってるし。
これってアレですよね?中曽根だかの元首相が読売の記事で「参拝止める勇気」だのなんだの言っちゃったもんだからコロッと論を覆しちゃったっていう。
この点については、読売も朝日と大して変わらんなと思いますが。産経ほどの一貫性は無いですね。
この件の面白いところは、専門家と言われる人たちの意見も真っ二つに分かれてるんですよね。
あと、新聞メディアとテレビメディアの報じ方の違いも結構見られました。
新聞メディアは、後でリンク張られている先の論調からも分かるように、率先して郵政民営化を反対しているってのはせいぜい面白がっているだけの朝日(ぉ)しか無かったのですが、民放各社のニュース、報道、ワイドショーなどはフジの一部(例えばNJAPAN)を除いては総じて殊更に政局の混乱、小泉首相の独善性などをメインに取り上げた報じ方でした。
#「きょうの出来事」すらも森元首相にろくなツッコミ無し。
自分としては、欠陥はあるにしろ、今回をキッカケに一気に民営化を進めるべきだと思ってます。
自分も上に書いた通り。ただ思ったよりも面白い展開になりそう・・・小泉首相の意思が一貫して「郵政」に向いているので、現状、選挙の争点がその郵政になっている。なので、今回頓挫したことで「もうしばらくは駄目だ~」となっていたのが、「ひょっとしたら、もう一度小泉さんが首相になれば・・・」などと思ってしまいます。
評論家の間でも、「今度は造反組の抵抗も少なくなるだろうし、妥協案などの抜け道もある程度模索されて参院も通りやすくなるのでは?」というのをよく聞きますしね。
で、
ただ、それ以上に面白くないのは、小泉総理の政治手法に対する反感が今回の法案反対の動きを増長したらしいとのこと。
この点についても、(まぁ確かに面白くないんですが)その真性の郵政族を除いてはその反感をある程度解ける可能性が出てくるのではないか?って感じがしないでもありません。
んなの、小泉さんを担いだのはアンタらでしょうに、と。従来の政治手法じゃ改革なんてできなかったでしょうに、と。もちろん人の政治手法を非難すること自体は結構だけども、そのやり方(&場所)が間違ってるよ、と。
小泉さんナメ過ぎてたんでしょう。まさか本気で民営化しようとするとは思ってなかった、まさか本当に解散するとは思ってなかった・・・と。この程度の先見しか無いわけだし、たとえ裏に思惑があったとしても筋は確実に小泉さんにある(公約として何年も掲げていたわけだし、認められないのであれば国民に問うというスタンスも納得できる)と思うので、造反組の醜さが目に余ります。
ついでに、8/6の全国紙各社説が、面白い形で分かれたのでピックアップしておきましょう。
さすが朝日クオリティーだなぁ・・・としか(苦笑