どうしたBS?

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スペインGP
結果はリンク先。

今年はどうやら、03年を思い起こさせるような「BS駄目駄目の年」になりそうな予感。
#パンクチャーの原因はともかく。
やっぱ問題あるよ・・・ロングランに自信があるっつっても、予選を捨てないといけない程度のパフォーマンスになってしまっているし。
地上波放送中に右京とアグリが話していた「浜島さんに聞いたけど、ブリスター出ていてもあんまりタイム落ちないんだよね」ってのも、喩えそうだったとしてもロングランに自信あり=燃料軽めになってからじゃないと旨み無しなわけで、レース全体におけるパフォーマンス向上には影響が小さい。
#ちなみに、今回バリチェロ車にはブリスターが出ていた。

勿論タイヤだけでなく、マシンパッケージとしてもその傾向(軽くないと遅い)ってのはあるんだと思う。何処が原因なのかはわからないが、イモラ、今回と一貫して傾向が同じなのでほぼ間違いないんだろう。
#あとバリチェロ車が一貫してパフォーマンスが上がらない点も同じ。
イモラ、今回と一時的な速さは見せるものの、今回のマクラーレン・ライコネンの速さを鑑みるに、よほどの努力、進歩が無いとフェラーリのタイトル奪取はほぼ絶望的なんじゃないか?と思われる。

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さてスペインGP。なんかよく分からない事の多いレースだったが、それはともかく眠かった。
#というのは嘘。地上波直前まで寝てたし(ぉ
まぁそういう形容が出来てしまうようなレースだった、と言えば良いんだろうか。アンチフェラーリの皆さん?勿論今回も眠くツマラナイレースでしたよね?(苦笑

カタロニアは決して抜き難いサーキットではない。しかし、今年のレギュレーションではタイヤを1レース1セットで戦い抜かなければならない→グリップに不安が出る→ダウンフォースを上げなければならない→ストレートでスピードが出ない→抜き所のホームストレートエンドで速度差が出ないので抜けない(スリップに入れない)、という悪循環が生まれていたのではないだろうか?
#スピードトラップ上位のタイムが前年よりも5Km/h程落ちている
#戦力(速度)差が少ない。
今年のレースを見ていて(つってもまだ3つしか見てないが)思うのは、こうしたレースにおける甲乙がハッキリ出る面、マシン毎の特性が感じられない・・・ってのがある。単純にコーナリングに強い、ストレートに強い等など・・・そういった特性がイマイチ際立って無い。フェラーリだけ図抜けてそういう個性持ってる気がする(笑)が、他はただ速いか遅いかだけ・・・なんだよなぁ。で、それゆえ戦略の妙も特に感じられず・・・結果、予選演出による偶然や、なんらかのトラブル、アクシデントによる順位入れ替えが無ければパッシングシーンなども起こらない、って感じなんじゃなかろうか?自分が見てなかったバーレーンなどは結構面白かったらしいが。

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しかし漸く見ることが出来たタイヤ交換がパンクチャートラブルによるもののみ、ってのはなんともいただけない。
#しかも1個だけ交換(=バランス悪い)ってのもな。
やっぱタイヤ交換は必要だよ・・・どっちかって言うと燃料だろう、どうせレース中の交換を禁じるなら。


オマケ1:
ヤルノさんのトヨタがピットアウト時に火を噴いてたけど、アレってホントに大丈夫なんだろか?
#アグリなんかはその様子見てて「あぁ、大丈夫ですね」なんて言ってたが。
給油口でなければOK?排気口からの出火だったのは確かだけど、それにしても・・・ねぇ。ちょっと冷えた瞬間だった。

オマケ2:
前回「右京さーん」×4くらい繰り返したり、プロ(モータースポーツの、ではなくTVタレントの)とは思えないような稚拙な発言「~、イイ感じですかね?」などで視聴者の失笑を買ったN君、今回は少し大人しくなりましたね。右京がスタジオにいたのが好を奏したか(ぉ

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このページは、汎通が2005年5月 9日 17:18に書いた記事です。

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