毎度の事なので「イチイチ書くことも無いか」って思ってた(ついでに余裕も無いし)のですが、いつもの(笑)AllAboutが取り扱ってたので少しだけ触れておくことにします。
ま、今回の件についての詳しい話や、これまでの経緯についてはリンク先にお任せするとして(というか、あくまで視点がやや一方的なので参考資料的にですが)、個人的に思うこと。
#繰り返しになるけど、Blog化してから初見の方もいらっしゃるでしょうし。
個人的にはTVゲームの与える影響ってのは、厳密には"ある"と思っています。ただその「影響」の内容については人(の育成、成長)にとって良し悪しあるだろうし、例えば「○ーム脳」の如き最初っから"否定趣旨"による悪影響説なんてのはリンク先にもある通り論ずるのも馬鹿馬鹿しい類になる、と考えています。
そもそも持論として「影響(感銘だろうがなんだろうが)も与えられないゲームは駄作」だろうとも思っている。映画だろうが漫画だろうが音楽だろうがそれは変わらん理屈でしょう。
勿論、悪影響論者の視点も完全に否定はできない。まだ見えていない可能性(脳への何某かの悪影響)もあるのかもしれない。
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ただ、今回の件についてはリンク先にもある通り(あくまでTVゲームを悪とすべきである)前提条件についてもビミョーな点が多い。例えば、引き篭もり勝ちな今時のガキが自宅で遊ぼうとしたら、そりゃTVゲームとかハマっててもオカシク無いんでないの?と普通に思いますが。
#ていうか、何故にそういう意見がマスコミから発せられないのか?
#(いや、わかるけどさ)(爆
この辺、以前からも言ってる通り「そりゃ親の育て方がマズったんじゃねーの?」と言わざるを得ない。
そもそも根本にあるのは「なんでもやり過ぎはよくない」の一言に尽きるように思えるんだがね?
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要は触らせ方。
100歩譲って、本当に成長期にTVゲームに触らせる事が脳に悪影響を与えるんだとしましょうか。であれば、親は制限すればいいことだし、環境としても触らせないように対策を練るべきだ。それ自体を否定しても何も変わらない。
(その辺、○ーム脳に対する無反応含め、名ばかりの規制しかかけられないTVゲーム業界にも当然責任がある)
マーク付けてりゃ済む問題じゃないだろうに(どうせウェブ・店頭ではソレが機能しないんだから)
まぁ実際に自分だって親になる事になれば、わざわざ小さい頃からゲームに触れさせようとは思いませんけどね。
#それは単純にTV(モニタ)が目に悪いって観点も強いけど。
本人が望めば制限の元与えるだろうし、ある程度育ってくれば任せられる。親の責任は、その"任せられる"人間に育てる事だと思うんだがそうではないのだろうか?
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なんだかんだで長くなってしまうわけですが(笑)、まぁ毎度の事ながらマスコミ含め一部のステレオタイプな馬鹿意見には辟易してしまいます。
文化として未発達、残念なことに一部では(業界的に)退化すらしてるんじゃないか?というTVゲームですが、1つの娯楽として既に存在しているというのにどうして彼らはそれを許容できないんでしょうかねぇ・・・むしろタダの娯楽とコケにしておきながらもこういう時だけ槍玉に挙げるスタンスってのは、変に意識し過ぎている証拠って気もしないではないのですが。
あと、その「○ーム脳論」で未だに商売を続けているアノ人もいい加減叩かれて然るべきだと思うんですがね。
#またはTVゲーム業界からの反撃←コレが無いから駄目なんだ
たとえ相手にするようなモノではなかったとしても、既に否定されまくっている論を撒き散らして講演で金儲けしつつ、その否定されている事を知らない一般人に誤情報を与えてるんだから。そりゃどんな意見でも発せられるのは自由だろうけど、既に金儲けしまくっている時点でその範疇には収まってないだろう。
まぁホラ、TVゲームを趣味にしている自分が言う事なんだから、そういう意味で捉えましょうね(台無し
とりあえずこのCESAの調査結果を読んでおく事をオススメします(PDF)
http://research.cesa.or.jp/2-1.pdf
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