今週はって言うかもう先週なんだけど、週一エントリのこのブログももう1回飛ばしで良いかな、って思ってたのですが、記憶の温かい内にやっぱ書いておくのが良いかと。
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昨年"カスイチ"行った際に、寄り道してロケハンというか確認してきたのがこちらでした。
星の撮影地は大体ネットで仕入れた情報が多いのですが、ここに関しては珍しく自分がLightPollutionMap等を見ながら「ここ、行けるんじゃないか?」と興味を持った場所でした。
#あんまり、、、星の撮影場所として名が挙がってる気がしません。
こういう時の条件って、
・当然だけど空が暗い(撮影想定方向が関東平野向きでないことも大事)
・横浜からの距離が遠すぎない
・駐車場がある(駐車場で撮れるかどうかはまた別)
・観光等で人気スポットであるか否か(勿論、後者が正解)
・見晴らし。少なくとも1方向が開けてる
こんな感じかなぁ、、、で、この鉾田市の海岸の場合、空の暗さはそこそこ(地方都市のそれよりは暗いけど、所謂星空撮影のメッカに比べると普通に明るい)、距離は全然問題なし、海浜公園なので駐車場も広々、スポットとして人気がありそうなのがマイナス(実際昨夜も・・・(後述))、東向きは海だから当然優れている、と。
成果はありましたねぇ・・・流星群撮影は、ふたご座流星群(2021年、2022年、いずれも山中湖パノラマ台)、しぶんぎ座流星群(2022年、滝地山展望台)、ペルセウス座流星群(2023年、茶臼山高原)に続いて5回目。
#昨年のふたご座流星群は完敗(天候
特に今回はピーク時間が23時、月が沈むのが22時台ということで、天体的な条件は好条件。問題は天候だけ・・・だったのが、今年もまた台風にやられるという。。。
一週間くらい前からずっとグダグダグダグダやってた(苦笑)わけですが、結局台風の進路にしてやられたという。
当初予定していたのは、栃木県北部那須の大丸園地駐車場でした。
ペルセウス座の昇ってくる方角が開けてそうだったし、まだ行ったことないのでロケハン含めて早朝から行くぞ!くらいの意気込みでした。
#台風のクソ野郎・・・
その辺の予報がもう1週間前には上がってきてて、最早穴場を探すしかないくらいになったんですよね。まぁ結果、最終的に当日の出発1、2時間前くらいに決心した感じです。
#直前まで伊豆とずっと迷ってた。
最終的にはClearOutsideの予報で"マシ"だった方ってのと、SCWでも伊豆よりは安定して雲が薄そうかなぁ?くらいの感じ、あと、まぁせっかくなので撮った事ない場所に行った方が面白いかな?という感じでした。
結果、、、どうだったんですかね?伊豆の方がどうだったのか分からないですが、まぁ強いて言えば風が強くて三脚倒されないか不安だった、くらいで済んだので良かったかなと。
#雲も、部分的に邪魔してるのはあったんですが、概ね7割方空は晴れていた。
雲があったのは北から西、南西にかけての、言ってみれば「今回撮影にあんまり関係ない方角」。明るいんですよ、あそこから見ると・・・北は水戸、大洗だし、西~南西なんて関東平野真っただ中ですからね。カメラ向ける必要が無い方角です。まぁ言うて・・・今回もいつも通り"Sigma 10mm F2.8 EX DC FISHEYE HSM"で北東側浜辺~南西側の空部分まではカバーしてたので、全く撮ってないわけではないですが。
目視できたのは58個でした。過去最多が覚えてる限りふたご座流星群(1回目だったか2回目だったかは不明)の30個程度だったと思うので大幅に更新ですね。
#観測にはいい場所だったと思います。
何といってもベンチがある(笑
もうね、酒飲んでだらけてるオッサンかよ、ってくらい背もたれに首と両手引っかけて足放り出して大の字になって空見上げてました。勿論、時々はカメラの操作してるのでずっと見てたわけじゃないですが、21時手前から3時くらいまでの6時間、そらそんだけ見てたら見つけるわな、とw
さて、ではこの目的でここを訪れている他の方はいたのか?と言うとですね・・・疎らには居ました。ちょいちょいこのベンチ公園というかに来る人がしばらく空見上げて帰っていく、というのを見かけたし、内1組は話しかけてこられて、まぁ機材の質問とか受けましたが興味ありそうだけど手が出無さそう、みたいな感じで。
あとツイッタにも書いた「同業(笑)」の方ですが、浜近くに来て撮影してるのは多分この人しか居なかったんじゃないかな?割と早い内に奥の方に三脚とカメラ持っていかれてる人が居て「あ、この人も目的は同じやな」って思ってたのですが、2時くらいになって撤収されてました(その際に声かけられて、どうすか?みたいな。天候の話とかまぁ情報交換もしましたが)。あと見てた限りおそらく駐車場で撮影してた人もいたと思います。20時台にまだ車中待機してた時に数組それっぽい人が居たんですよね。まぁ帰る段になった時点ではもういなかったと思いますが。
で・・・同じ目的の人はね、良いんですよ・・・わきまえておらえる人も多いしね。観測、撮影に如何に「明かりが邪魔」であるか?を。
ところがねぇ・・・これ、もうずっといたんですが、実は少し奥の方にずーっと騒いでる若者の集団が居て、照明がチョイチョイこっち向いたりするし、更に浜辺に行って同じことするし花火打ち上げるし。
#今回、流星群撮影だからさほど気にならなかったですけどね。
これが星景、タイムラプス撮影が目的だったら、おそらく不快に感じてただろうなぁ・・・でもこれ、文句の言いようがないですからね。そもそも文句を言う権利も何もない。公共の場なんだし、「明かりが邪魔」はこちらの一方的な理屈でしかないわけだから。
まぁだから要はそういう可能性のある場所だ、という事を認識してればいいんですよね。今後星景タイムラプス撮ろうと思ったら、場合によっては往復4時間半が台無しになるかもよ、というのを認識してれば。そもそも、、、よほどの山奥とかじゃない限り、こういう照明関係のエラーって必ずありますからね。気にしててもしゃーないってのも事実です。
ま、公園だからね、という。むしろ去年行った日光戦場ヶ原みたいに絶望的に広角で撮る機会が無かったのに比べたら全然マシですw
#アレは酷かったなぁ・・・引切り無しに車が出入りしてライトが邪魔になり続けるという。
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まぁという感じで・・・あー、あとこれはこの時期海沿い行ったら大体どこでも同じでしょうが、海風(浜風)で体中ベットベトになるのとかそもそも気温全然下がらなくて不快指数が半波ないとかもありましたか。おかげさまで機材も熱籠ってたせいか、レンズが曇ることは全くなかったですけどね。
#尚、車は雨も降ってないのにしばらくワイパー動かさないといけないくらい水滴付きまくってましたが。
編集はまだです。流星群は毎度編集に時間かかるのでちょっといつやれるか?はあるんですが。
#でも今回はポタ赤まで持ち込んで追尾撮影したしな。
是非やっておきたい所。
今週の漫画。「パンプキンシザーズ」。ついにあの続きが読める・・・というか、何で止まってたんでしたっけ?その辺の話をよく知らないんですよね。
まぁ長期連載になった作者がなかなか筆が進まなくなるのはよくある事なんですが、あの密度で描き続けられてきた作品が唐突に止まるのは割と意外。