ツイッタで第一報には触れたけど、ここでは改めて。
■DeNA、『元・中日助っ人トリオ』強奪✩完成!ソーサ投手とも合意
これで補強は60点。ギリ合格、、、というか及第点。
#もちろん、まだ言い訳は出来るレベル。
まそれはともかく・・・ソーサの加入で後ろの方が割とそろってきた。来年は時間制限も無くなるようなので、後ろの厚みが必要になるのは確かだ。
#先発が長いイニング投げられるようになるのも当然必要だが。
ただ統一球ののこの時代、後ろは失点1すら許されない、そういう展開が多いわけで・・・重要度が高いことには違いない。
というわけで・・・ちょっとデータ的な話をしてみる。
今年の実績に限りのデータだけど、来季、中継ぎ抑えをやる可能性が高い投手でかつ、今季20試合以上救援登板をした投手について、いくつか書いてみたい。
・防御率TOP5
山口:1.74
大原:1.80
ソーサ:1.85
林:1.91
菊地:2.37
1点台がずらりと並ぶ。数年前のベイでは考えにくかった数字だ(苦笑
#もちろん、統一球だから、というのは大きい。
そして大抵のチームもこういう状況にある・・・ああ、猫は違うかもしれんが(^^;
林は1軍2軍を行ったり来たりだった印象だが、数字自体は悪くない。肝心なところで打たれる・・・ということかなぁ。
尚ワースト3は以下
篠原:4.91
吉川:5.29
神内:5.47
元ホークスばっかやんけ、、、
まそれはともかく、シノラーさんはシーズン中にデニーも言っていたが、実際にはホールドも多く打たれる時にまとめて打たれて自責が付く、という感じか。実際には抑えているシーンも多い。問題は加入の2人だな・・・これで先発も云々は考えにくい。。。
・登板数TOP5
菊地:63試合
加賀:61試合
山口:60試合
ソーサ:53試合
藤江:52試合
抑えの山口がセーブポイントは23なのにこの試合数、というのがいろいろ物語っている。
#まだまだ層は薄いのだ。信頼の高い山口が勝ち負け関係なく投げている試合が多いというのがわかる。
というか、基本的にイニング跨ぎをさせないからなぁ。で、先発のイニング数が平均して5回を割っているので、必然的に人数が必要になる、と。
せめて山口の登板数がもっと少なくなるか、それともこの数字に即した勝利数を挙げるか・・・じゃないとこのチームは変われない。
・敗戦数TOP3
藤江:5敗
篠原:3敗
小林:3敗
あまり参考になるか分からんけど一応。
藤江はシーズン終盤に打たれ過ぎた。最終戦のアレも含め、防御率も最後の2試合で1.2点も増やしてしまった。
#元々ムラっ気も多いが。月別で見ても0~1点台の月と4点以上の月と両極端。安定感が課題。
コバフトは先発時の数字が入るのでこの3敗は実は中継ぎとしては嘘。中継ぎでは一つも負けていない・・・適材適所、が必要なのかなぁ。
・ホールドポイントTOP5
加賀:26
ソーサ:26
藤江:24
篠原:17
菊地:17
リードを保った場合に付く数字なので、勝ちゲームでの仕事内容、ということになる。
#だから主に接戦で仕事をする菊地はこの数字があまり増えない。
まぁあんま書くこと無いかな・・・加賀、ソーサはリーグでも4位の数字なのでこの26は決して悪い数字ではない。ともに打たれる時はまとめて打たれる印象があるので、成功率自体は高い、ということか。
・イニング数TOP5
ソーサ:77
山口:63.1
小林:51.1(先発時を抜きの数字)
藤江:49.2
菊地:49.1
登板数と同じく抑え候補の2人のイニング数が多い。これは同じ結論かな・・・
#勝ち試合が増えることが理想ではあるが。
唯一、登板数と大きく異なるのは、ロングリリーフをこなしてきたコバフトが3番目に入ってきたということ。ビハインド時が多いわけだけど、この仕事をリード時でもできれば・・・または、コバフト以外でもいいからリード時に2イニング任せられる中継ぎがほしいですね。
・対右被打率TOP5
加賀:0.169(130-22)
吉川:0.197(66-13)
山口:0.200(115-23)
神内:0.208(48-10) 左
小林:0.217(175-38)
さて今回一番書きたかったデータがここから続きます。
数字的には十分合格な感じかな?ちなみに番長がこんな感じ。
三浦:0.225(405-91)
一応TOP5は全員番長よりも抑えている、ということになる。
あと、何故かここにホークスから移籍の2人が入ってきている。どちらも防御率自体は酷かったことを考えると、対右限定なら…という感じか。というか、神内は左投手なのに右に極端に強いということか。
尚、ワースト3は以下。
ソーサ:0.246(142-35)
篠原:0.286(35-10) 左
藤江:0.290(93-27)
主だった中継ぎに被打率3以上が居なかった、というのは心強いが・・・しかし藤江の数字は意外すぎる。
#終盤はともかく、まさか右にここまで弱いとは。
横スライドの球はほとんど投げないから左右の違いは少ないだろうと思ってたんですがね。
・対左被打率TOP5
藤江:0.120(83-10)
菊地:0.159(63-10)
林:0.191(47-9) 左
山口:0.215(107-23)
ソーサ:0.229(83-19)
藤江で草が生えるwww
#まさか加賀の逆パターンが同チーム、同じ右投げで居たとはw
左右の対戦機会数は似たようなもんだし、何故にここまで差が出るんだ。
同じく菊地もかなり良い数字だ・・・ちなみに対右では0.233。これもそんなに悪くは無い。
ちなみに番長はというと・・・
三浦:0.262(263-69)
なんだか普通の左右傾向、って感じですね。
山口はやはり抑えとしては適任なんでしょうねぇ・・・そりゃ毎度ハラハラさせられる4凡がデフォのクローザーではありますが、左右関係なくこの被打率ってのは信頼に値する。
ちなみに西村が対右.167対左.170、岩瀬が対右.268対左.169、バーネットが対右.220対左.230。この中に入れてもそんなに見劣るようなことはありませんね。
さてワースト3は以下。
篠原:0.313(48-15) 左
小林:0.328(116-38)
加賀:0.387(31-12)
シーズン中からも散々触れたとおり、対左だと加賀は圧倒的に分が悪い。
#これでもマシになった方。シーズン中盤までは余裕で0.4を越えていた(苦笑
まぁ被打率は・・・実は打たれないってだけで、結局四球で自滅して失点→防御率悪化というパターンも多いので、それだけでは語れない数字ではありますが。
#でも左右病が如何に意味が無いか?というのはわかる。
相対的に、総合的に見て右が右に、左が左に、というのはあると思うし、そういうセオリーがあるからこそ、それに合わせた起用のせいでデータ数的に逆パターンが減るという結果にもなりがちではある。
#結果、右対左、左対右のデータ数が少なくなってアテにしづらいってのはある。
けど、こういう数字を見るとやはり投手次第でそういうセオリーとは異なった使い方をした方が結果も出る、という事実は動かし難い。
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3連休で心に余裕があるとこういう記事も書けます(笑
#またデータ漁って何かかけるといいな。
ちなみに、データが少ないので取り上げませんでしたが、左腕としてはショーマにはもちろん期待しています。終盤3試合で見せたあのグイグイ来るストレートは楽しみ。台湾でも結果出したみたいだし、来季の中継ぎ左腕レースでは活躍してくれることでしょう。
雪にはなりませんでしたねぇ・・・でも、寒い上に雨じゃあ外出する気にもなれません(--;
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