尤も、それでも並みの投手くらいには取れているのだから・・・という見方も出来るが。
初の連敗・・・なんだけど、まぁそれは別に良いや。
#勝ち癖という観点では問題あるが。でも、十分だろ?まだ貯金3だし。
むしろ前の試合に比べていろいろと収穫があったことをプラスと見るべきか。勿論マイナスの収穫もあったが。
※尚、録画してたのですが(で、今見てますが)、まさかの2時間放送。最後まで見れませんorz
【投手陣】
ブランドン:75点
5回を6安打2失点。まぁ彼に与えられるポジション(カード2番手3番手)を考えれば、このくらいのペースでシーズンを怪我無く回してくれれば合格なんじゃないでしょうか?
#ただ、ランナーをおいた状態が怖い。
3回、2死までサクサク取っておきながら、内野安打で1人出した後に2四球で自滅しかけた。まぁ球威自体はあるし、ノーコンながらとりあえずストライクゾーンに投げる事は出来る程度なのでなんとかなりましたが。ちょっとセットポジションが怖いな。
小杉:20点
まだ見てませんが。でも結果だけ見ると1回1安打ながら出てきていきなり2四球で自責1では使い道が無い。ファームで出直して来い。
ハミルトン:100点
同上ですが、結果は2回を被安打ゼロ、無四死球無失点ならOKでしょう。前回の乱調から評価を取り戻し。
山口:後述
通しで見ると3失点。チーム防御率2点台でいければ、自ずと5位争い、CS争いくらいには顔を出せる筈。そう考えると失える点数がこのレベルなら合格です。
という事で課題は打線。
【野手陣】
今日はサラサーがOP戦初登場初安打、そしてラミレスも同じく初安打を記録しました。
#昨日「心配ない」とか書いた途端にコレだw
2人ともマルチですが、ともに単打。まぁラミレスはまだ本調子じゃないし、サラサーはどちらかと言うと巧打タイプらしいので、今はこの結果で十分でしょうか。
サラサーは見た感じ・・・選球眼はイマイチに見えましたが、体が柔らかく、変な球でついて行ける様な感じでした。
#特に最初の打席。あんな球振ってたらいけないが、おっつけて内野の間を抜けていった。
器用なタイプなのかもしれない。統一球で飛ばない今のご時勢、このタイプの方が活躍できる可能性は高そう。また、守備は一塁でしたが、高く上がったフライも特に不安定そうな追っかけ方をしてませんでしたので・・・まぁ大丈夫かな。
守備面で言うと・・・各所でも書かれてるけど、松本(啓二郎)の後逸はいただけない。
#流石に失点を許した時の守備は責められないが。前進守備を抜かれるのはしょうが無い。
点が取れない=失点を抑えないと勝てない=守備のミスは致命的。
そして絶好のチャンスでの初球打上げ・・・俊足で肩もいい松本だけど、デビューから数年、守備面打撃面がまるで上達していない。もうちょっと頑張らないと荒波を押しのける事もできないし、かと言って控えだとしても金城、森本の方が使える、となってしまう。この選手は今年次第かもしれない。
連敗は別に良いや、とは書きましたが、ただ、ちょっと嫌な感じはありましたね。
#そこそこ打ててるのに点が取れない=昨年の負け方。
今年のキャンプはこの問題の解消を第一に野手陣は練習してきたはず。これまでもその成果が見られていただけに、今日の試合みたいにそこそこ打ててスミ1で終わってしまったのは残念。まぁ・・・2アウトから出塁できても、打てる手が少ないのはしょうがない所もあるが。
さて山口です。
年別奪三振率:
年 イニング 奪三振 奪三振率
2006 21 17 7.29
2007 20 14 6.30
2008 23.2 28 10.86
2009 55 68 11.13
2010 68.2 78 10.29
2011 61.1 48 7.07
06年、07年は主に先発でした。今でも覚えている、デビュー戦でのG相手の初勝利。あれから6シーズンを過ごし、上記のような成績です。
最初の2年で結果が出ず、08年にファームで中継ぎの勉強をし、終盤に出てきて防御率0.76をマーク、そして翌09年は当初はセットアッパーでしたが、石井(裕)の不振から抑えに回り18セーブ、そして10年も外国人がハズレで抑えに回って30セーブ、そして昨年が34セーブ・・・と順調に見えるわけですが、奪三振率は昨年、抑えに回って初めて10を割りました。
#06、07は先発メインなので比較にならない。
元々先発として投げてても、2順目から当てられてしまうというスタミナの無さに泣いていたってのがあります。それがそのまま球威の衰えに繋がってしまっていたと考えると、07年までと中継ぎ、抑えにまわった08~10年までの高奪三振率の違いがよく分かると思います。
で・・・昨年。自分も何度か書きましたし各ブロガーの皆さんも指摘されてましたが、ストレートの球威がなくなり、空振りを取れなくなりました。
#専ら、スライダーと昨年覚えたフォークでなんとか打ち取る、というのがメイン。
冒頭に書いた様に、それでも9イニング投げたら7つは三振を取れるくらいではあるのですが、やはり「抑えは空振り、三振を取れる投手が良い」。
#持論と言うか・・・ほとんどの野球ファンは同じだと思いますが。
抑えだけでなく中継ぎもそうですが、ランナーが居る場面や失点が許されない場面での登板が多いだけに、「バットに当てられる」または「前に飛ばされる」というのは、可能な限り避けたいのが当然だと思われます。
#"何かが起きてしまう"可能性は回避すべき。
抑えというのはそういう立ち位置です。三振が取れるに越した事はない・・・今年、ベイスターズが躍進する為には、山口がそのレベルに戻る事が必須なのではないでしょうか?
今日の試合、(残念ながら前述の通りなので見れてませんが)山口が登板して三振無しの凡打3つで1イニングを抑えました。
#抑えてはいる、抑えてはいるが・・・
OP戦としてはホークスとの1戦目にも投げていて、そこでも三振無しで3凡(但し1つは盗塁失敗)でした・・・今年2イニングでまだ三振ゼロ、ということになります。
勿論、三振を狙ってストレートを投げているか?というのもあるし、たまたまカウント途中で変化球を引っ掛けられて凡打だった、というのもあるかもしれませんが、現時点ではやはり山口の"剛速球"は復活していない、と見るのが妥当かもしれません。
ストレートはバックスピンがいくらかかるか?で伸びが変わります。平均的な投手は毎秒35~37回転と言われてますが、良い時の山口は確か42だったっけ?あと4年位前の藤川やクルーンが45回転くらいだったと思います。
#間違ってたらゴメン。
単純に回転が掛かる事でボール上面と下面の空気抵抗差が大きくなり、重力に逆らってボールが落ち難くなる、というのが原理ですが・・・昨年、開幕前に話題になった通り山口は一時期、滑る統一球に苦戦して腕が触れない状態になった事がありました。
#つまり、バックスピンを効率よくかけることが出来なくなってしまったんですね。
それによってコントロールも乱してしまったが、なんとか開幕には修正してきた・・・でも実は、綺麗に弾くことは出来ないままで、何とかコントロールが出来る程度、という感じだったわけです。
今のままだと・・・確かに、まだまだストレートを見せ球に、変化球を引っ掛けさせるという事はできるが、それならまだ牛君や江尻辺りに抑えをやってもらった方がマシに感じるレベル。
#コントロールもこの二人の方が良いしな。
もうあの頃の山口は戻ってこないのだろうか?
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さて・・・久々に大きめ地震がありました。
#書いてる最中に・・・
「震度3・・・いや、4かな?」と思い、野球再生をストップ、NHKを見ましたが、震度3でした。う~んハズレ(ぉ
#久々に、結構揺れた感じだったんですけどね。
今日は夕方にも三陸沖で結構デカイのがありましたし・・・1周年記念とかヤメテクレ(--;
どうなんでしょうね・・・普通に考えて、数字の方がずっと良いだろうと思うのですが、緊急時の避難喚起という意味での変更らしいです。
#確かに、マグニチュードが出るまで報じられないとかはマヌケだとは思いますが。
でも「巨大」「高い」の認識が誰もが同じ、というわけでもないでしょうし、かえって曖昧すぎて判断に困る、なんてならなければ良いんですが。
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