尾花の功罪1

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自分はこの人だけを責めてはいけないと思ってますが、同時にこの人の失敗も大きかったと思っているファンです。そう言う前提で。。。
zakzakのくせに(笑)なかなか興味深かったので、一つ一つコメントしてみたいと思う。

【スギのみぞ知る】尾花前監督が初めて明かす“横浜の実像”


投手は最後の2カ月間で、グッと伸びた。9、10月はチーム防御率が3・33と2カ月続けて安定していたから。人間でいうところの成長急進期に入ろうとしていた。野手も若い人にそこそこ、楽しみなのが出てきた。

数字的に良くはなっていたが、それは果たして尾花の指導あってのことだったのだろうか?
というのも、1軍監督の尾花は1軍で実戦の指揮官、そして1軍の選手の育成、コンディショニングが主な仕事だと思うが、9,10月に成績の良かった投手といえば、国吉やコバフト、あとは6月くらいからずっとがんばってきてた篠原や藤江・・・は調子崩したか。同じく中継で言うと江尻や牛田が戻ってきたあとって感じだが、そもそも壊したのは酷使の結果である。
個人的に思うに・・・どっちかと言うと、若手や他の先発陣で成績の良かった人は、ほとんどがシーズン終盤という事で2軍から上がってきた選手ばかり。そりゃ2軍の選手にも眼をかけていたのかもしれないが、そこに尾花の直接的な指導の成果があったのかは正直疑問がある。


野手にしても投手にしても、もうちょっとちゃんとできるチームかと思っていた。『当たり前』のレベルが低い。強いチームではあり得ないが、自分の打席と関係ないときはベンチ裏に行ってたばこを吸ったりしている。それが当たり前と思っているから、そういうところから意識改革しなければいけなかった。『ベンチにいて応援しなきゃいけないんだよ』とか、子供に『お礼言いなさい』と教えるレベル。ギャップを感じたね。チームがガッと押してる状況でも、『オレはさっき打席に入ったばかりだから』『自分がプレーしてなかったらいいや』なんて、プロフェッショナルじゃない

これは非常に興味深いですね・・・そりゃ尾花じゃなくても苦労したわけだと思う。
#てか、ソレまでの監督も何をやってたんだか。
まぁそもそもプロスポーツの世界という意味では、置き換えれば「社会人としての最低限」みたいなもの?ソレができていなかった、ということなんだから、雇われ監督が直接口を出すのも難しいのは分かる。
試合中にタバコと言えば、ベイでは古木が現役時代にその様子が放映されて一時話題になりましたが、この様子だと別に古木だけがなんてことはなかったわけですね。


そういう話をしても、試合になるとどうしてもみんな自分の欲に負けてしまう。勝って年俸が上がることがないから、自分の成績を上げて年俸を上げようとする。弱いチームの典型だよね。強いところは選手がそういうプレーも評価されると知ってるんだけど、弱いところは個人成績がすべて。凡打でいいのに、安打やきれいな犠飛を打とうとする。しみついたBクラス体質がなかなか取れない

これは正直、ちょっとどうかな・・・?と思う。
#監督として、上に立つものの視点として。
ある種の先入観みたいなものでしょう・・・最初から馬鹿にして入ってきているようなもので、んじゃあ監督としてそれを正しい方向に指揮するのに2年もかけて何やってたの?という感じもする。
#言ってる事はわかるけど、それをオマエがいうの?と言う感じかな。


2年目からちょっとずつ変わって、オールスター明けからやっとチームとして歩き始めた感じだった

成績的にはオールスター前後の2ヶ月(7~8月)がまさにどん底だったと思うんですが・・・どういうこと?
まぁ成績ではなく意識とかそういうモノの話なのかなぁ・・・にしては、村田が投手陣に苦言呈して不穏な空気になったり、その他ならぬ村田の大不振でボロボロになって、2ヶ月近く連勝が一度も無いという異常事態にも陥ってたが。
#監督としての職責を果たしていたのか?
石川もそうだけど、明らかに不調の選手を外さずに使い続けて結果、チームの成績が悪化してたわけだから、ソレを非難されるのは当然だと思うが。
そういや、8月には8点差だか10点差だかをひっくり返された(追い付かれた、だっけ?)馬鹿試合もありましたね。あの状況で「チームとして歩き出した」ってのはちょっと認識がおかしいと思うが。


結局は村田のチームなワケ。村田が変わることによって、チームが変わった。今オフ巨人にフリーエージェントで移籍したが、これを機会に親離れじゃないけど『村田離れ』をして、選手たちも少し大人になっていかないと。なんでも村田にオンブにダッコだったからね

理解半分疑問半分。
#確かにそう言う面は強かったんだろうと思う。
だからこそ、村田が腐るともうチームとしてもムードがまるで盛り上がらない、という傾向があったのだろうと。
ただ本当にそれだけなのかな・・・逆に言うと、村田はそう言う意味では浮き沈みが非常に激しかった(成績的にも人間的にも)わけで、いくらなんでもそれだけに付き合っての最下位連続ってこともないような。それだけだと、まるで村田の所為、と言っているようなものだ。


たとえば投手ミーティングでも反省のレベルが上がった。正しい、間違いじゃなく、捕手も投手もどういう意図だったのかを話せるようになってきた。理解度が高まったと思う。やってきたことは間違ってない。中畑さんもそういことを求めていると思うし、今なら選手たちもできると思うよ

これは大きいですね。この辺が、木塚コーチ含め今期も継続したコーチングスタッフで引き継がれていけばいいと思う。
#てか・・・そんなレベルなのかよ・・・(--;

どうも後半があるらしいので、またその時にでも見てみましょうか。

しかしつくづく・・・尾花はやっぱりコーチやってた方がよかったなぁと感じる。試合の指揮さえさせなければ、選手育成で敏腕を振るってくれていただろうに。。。

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このページは、汎通が2012年1月19日 13:05に書いた記事です。

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