想VS.森羅

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今回は森羅が勝ち。俺的に。

Q.E.D.-証明終了-(32) / 加藤 元浩

とはいえ、今回は勉強になった。「CMB」のカバー裏に書いてあるけど、この作者は相当本読んで勉強してるんだろうな。で、それを誰でも分かる程度に噛み砕いて説明するのにとても長けている。
「マジック&マジック」
トリック云々よりも「想が驚く」ことが焦点になった珍しい話。読んでる自分も騙された(笑
ただ、それはそれとして、想は結局金庫のトリックは解けてなかったんだよな。そこが微妙に釈然としなかった。
「レッド・ファイル」
先物取引の仕組みってのは素人には分かり難い。実は昔、大学の同僚が先物取引会社に就職活動してて、その時その仕組みを聞いた事がある。しかしあの時はオプションの考え方は聞かなかったなぁ。近年ってのはそういう意味か?
トリック云々よりも「金融工学」の考え方が面白かった。

★★★☆☆

C.M.B.森羅博物館の事件目録(10) / 加藤 元浩

「その差6千万年」
これは実は読んでる最中に推理出来てしまった。
#まぁヒントはあったけどね。
まぁモンゴルとかヒマラヤのあたりにはよくある話。
「釘」
逆にコレは騙された。そうだよなぁ・・・よく考えたら、そういう育ち方はしないよな(^^;
「地球最後の夏休み」
この巻で一番面白かった物語。トリック云々ではなく、この作者の独特の(?)青春群像というか、そういう表現の仕方。
#「Q.E.D.」のクリスマスに栗羊羹パーティとか。
「ヒドラウリス」
マウ可愛いよマウ。

★★★★☆

碧海のAiON(1) / 影崎 由那

結局買った。
#結論から言うと、なかなか面白かった。
ヒロインというか主人公(?)というかの宮崎星音は、寡黙で謎だらけで人外な要素も持っている。で、それに主人公の気弱な少年、津川達哉が接近し、何故か同居を始めるハメになる。(で、予想だが)その内、星音がが徐々に心を開いて・・・という物語。今時だと割とよく有り勝ちな設定。
ただ、オヤジの死に様もそうだけど、やっぱこの辺も作者の性質がよく出てるっつーか・・・容赦なくキツイものをキツく描くっていうね。
#ヒロインが公園でダンボール生活をしてる、なんて設定はなかなか無い。
まぁ先が楽しみ。テンプレ展開でも楽しめればOK。

★★★☆☆

「かりん」よりも前に出来ていたキャラらしい。

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このページは、汎通が2009年1月19日 00:59に書いた記事です。

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