2007年12月27日の更新

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No.1207:141/250/172/205/169/179/91
ゲーマー日記
 07年据置ゲーまとめ



普通に働いてるけど・・・一応、あと4日で今年終わりなんだよな。テンションがちっとも年末モードに入らないのが悲しすぎるorz
#31~1が出だから、明後日明々後日は普通の土日感覚。
いや、いいんですけどね。ホント、今更だし(--

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テレビこの1年 危機感見られない民放(asahi.com)

大して掘り下げもしてないし正に「オマエが言うな」なんだけど、まぁこういう意見を言える者がメディアの中に居るだけでもまだマシかな、という感じで。

 関西テレビの「発掘!あるある大事典の捏造(ねつぞう)問題を受け、21日に成立した放送法改正案には当初、捏造番組を放送した放送局に対する新たな行政処分が盛り込まれていた。放送局側は放送倫理・番組向上機構に「放送倫理検証委員会」を作り自浄機能を強調したが、早速、TBS「朝ズバッ!」の不二家報道問題が表面化する。委員会の結論は、「番組は、もっとちゃんと作るべきだ」だった。

確かにこの結論はあまりにも稚拙だよね。そもそも度合いの問題じゃなかろう、と。

 10月末にあった民放連のシンポジウム。バラエティーでテロップが過剰ではないかという指摘に、日本テレビの編成局長は「電波少年」を引いて「演出のツールになっていた」とほめた。欧米に比べドラマの質が低いという声に、フジテレビの編成制作局長は「作り手の力量は上がっている」と反論し「ガリレオ」を「すばらしい」とたたえた。
 だが、成功した自局番組を例に出して自画自賛しているだけでは、視聴者がこれから見たいものを見失いはしないかと心配になる。

心配になる、っていうか、もう見失ってるでしょう。
テロップは所謂「ここで笑え」的な存在であって、つまり本来は「補助ツール」なわけだよね。で、その補助が過剰になってきているってことは、芸人だか芸能人だかの芸、トークに単独で視聴者を楽しませる力が無くなってきてしまっている、と言うのが現状なんだろう。
#つか、少なくとも最初の頃は「補助」に過ぎなかったはずだけど。
その補助を使いすぎた為に、自ら笑いのハードルを上げてしまったってのもあるんだろうね。テロップが無いと笑えない程度の芸、でかつ、視聴者もテロップが無いと笑えなくなっている・・・自業自得。
「ガリレオ」は見て無いので置いておくとして、「作り手の力量は上がっている」という評価はやっぱり疑問ですね。昔はともかく、今はスカパーなんかもあるし、海外ドラマを普通の人でも見ることが出来るようになっている時代。過剰な評価はともかく、少なくとも「韓流」と言うブームはあったし、米のホームドラマや映画会社製作のドラマがここ数年でブームになることも少なくなくなっている。こういう競合相手に対して、シナリオの質、演者の質、製作技術が果たして本当に向上しているのか?特に、漫画原作が氾濫しているシナリオやルックスだけの演者なんてのは、どう考えても質の低下を感じさせるんだが。
#漫画は漫画サイズだから良いんだもんなぁ。
原作レイプとはよく言ったもので、その漫画の本質を理解してないから勘違い演出で台無しにされる、なんてパターンがあることをよく聞きます。

銀行もつぶれ、自治体さえ破綻(はたん)する時代だが、テレビ局の倒産はいまだ例がない。

権力だもんねぇ、TVメディアって。何処からともなく金が入り、何処からともなく圧力を掛ける。基本的に"スポンサー"という制度を採っている以上、金の入り所なんて"見返り"さえ用意できれば何処にでもあるんでしょう。

 他方、受信料に支えられてつぶれる心配のなかったNHK。相次いだ不祥事で収入が激減する危機に直面し、変化への対応が敏感になったのか、今年度上期のゴールデンタイムの総合テレビの平均視聴率は、フジテレビに次ぐ2位(関東地区、ビデオリサーチ調べ)に。「今年は参院選もあったし中高年向けの番組づくりが奏功した」(民放幹部)と分析してみせることはたやすいが、そこに危機感はあまり感じられない。

てか、NHKについてはその"公共放送"である以上、高視聴率を取る目的で動いても仕方ないだろうに、と思うのは自分だけ?
視聴者から金を取っている以上、民放と同じ土俵・同じ競争原理はおかしくないか?公共放送に求められるのは厳選たる高品質の情報と中立的なスタンス。結果として「視聴率とれました(^^」と喜ぶのは何か違うような気がするんですが。
視聴率取らすために金払ってんじゃねーぞ?

 民放も知恵を絞って、まずは同じような顔ぶれの俳優やタレントを各局が使い回す悪循環から抜けて、番組をもっとちゃんと作らないと、テレビの地盤沈下が進むだろう。やがて、視聴者に置いていかれるかもしれない。

大抵の娯楽同様、TV(民放)も最早選択肢の一つでしかない、というのを知るべきだよね。
自分なんかがガキの頃は、所謂「話題についていけない」云々を拠り所としてのTVがあったのは事実だと思うけど、今や"必要な情報を能動的に入手できる"時代。TVが「生活の一部」から外れてきているのは事実でしょう。

・・・と書いたものの、さすがにこの視線は先を行き過ぎている、と自分でも思っています(ぉ
#現実としては二極化してるでしょう。高齢層と若年層で。
ただ、若年層のTV離れは進むだろうし、その層が数年~数十年で社会の中心になる事を考えれば、答えは自ずと見えてくるしね。

コメント(2)

>テロップは所謂「ここで笑え」的な存在であって、つまり本来は「補助ツール」なわけだよね。
>で、その補助が過剰になってきているってことは、芸人だか芸能人だかの芸、トークに
>単独で視聴者を楽しませる力が無くなってきてしまっている、と言うのが現状なんだろう。

数年前、NHKラジオのトーク番組にある作詞家さんが出演して
「最近の歌謡番組に不満がある!」ということでこんな趣旨のことを言っていました。
”最近の歌謡番組には必ず歌詞のテロップがつく。これは是非やめてもらいたい。
 なぜならば私たち作詞家は読んでもらうための歌詞を作っているのではない。
 聴いてもらうための歌詞をつくっているのだ。
 テロップで読んで歌を聴いてしまっては歌本来の魅力が消えてしまう”

NHKラジオでNHKの歌謡番組を全否定するかの発言で今でも鮮明に覚えているのですが
バラエティー番組と歌謡番組の差はあれ、汎通さんの趣旨とはほぼ同じなのかなと。
僕も汎通さんには同感です。


>基本的に"スポンサー"という制度を採っている以上、金の入り所なんて"見返り"さえ用意できれば何処にでもあるんでしょう。
いわゆる”タニマチ産業”はあるゆる分野で今制度疲労が起こっています。
スポーツ産業や文化・芸術産業・・・
タニマチ産業かつ護送船団なテレビ業界がこの先も悠々と生き残るなんえ絶対にありえません。
必ず限界が来ます。
(何年先、何十年先かは不明ですが・・・)

金造さん>

数年前、NHKラジオのトーク番組にある作詞家さんが出演して
「最近の歌謡番組に不満がある!」ということでこんな趣旨のことを言っていました。
”最近の歌謡番組には必ず歌詞のテロップがつく。これは是非やめてもらいたい。
 なぜならば私たち作詞家は読んでもらうための歌詞を作っているのではない。
 聴いてもらうための歌詞をつくっているのだ。
 テロップで読んで歌を聴いてしまっては歌本来の魅力が消えてしまう”
NHKラジオでNHKの歌謡番組を全否定するかの発言で今でも鮮明に覚えているのですが
バラエティー番組と歌謡番組の差はあれ、汎通さんの趣旨とはほぼ同じなのかなと。
僕も汎通さんには同感です。

盲点でした(苦笑
なるほど・・・バラエティ番組のソレよりもはるか昔からやってるのがありましたね>歌謡番組
しかしその作詞家さん、こんなン十年も前からやってるようなことを今更批判するってのもあれですが(前から仰ってたのかもしれませんけど)、言ってる意味は分かります。
けど、どうなんだろうなぁ・・・近いと言えば近いかもしれないし、違うと言えば違うような気がする。歌謡番組のそれは「足りない物を補う」「視聴者に強制的に理解させる(笑わせる)」目的で使われているのとはナニカチガウ気がします。
#バラエティ番組のソレは、ほぼ間違いなくそういう目的かと。
突き詰めるとその作詞家さんの仰ってる事って、凄く正しいのかもしれませんけどね。

>基本的に"スポンサー"という制度を採っている以上、金の入り所なんて"見返り"さえ用意できれば何処にでもあるんでしょう。
いわゆる”タニマチ産業”はあるゆる分野で今制度疲労が起こっています。
スポーツ産業や文化・芸術産業・・・
タニマチ産業かつ護送船団なテレビ業界がこの先も悠々と生き残るなんて絶対にありえません。
必ず限界が来ます。
(何年先、何十年先かは不明ですが・・・) 

さっさと来て欲しいんですけどね、、、来るもんなら。
確かに、、、先日のDL関係の話にしてもそうですが、制度、権利の絡む話にいろいろな矛盾が起こったり、コレまで隠れていた部分が明らかになることで変化が促されたりする事は今後も続いていくんでしょうけど・・・果たして、それがまともな方向に進んでくれるんだろうか?というところに不安があります。
たとえTVが衰退しても、気が付いたら反日思想家に乗っ取られてるとかね。

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このページは、汎通が2007年12月27日 20:59に書いた記事です。

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