6月のまとめ

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よく見たら一番古いのは5月だった・・・あれ?

しおんの王(5) / 安藤 慈朗

原作者の自己破産はどうなったんだろうか?
ともあれ、プロアマ混合トーナメント・予選リーグ最終戦。各ブロックで師弟対決、親子対決など見所も満載・・・なんだけど、個人的にこの巻で興味深かったのは、漸く(?)「将棋サスペンス」の"サスペンス"の部分で進展があった、というところ。
#これまでそういう描写はほとんど無かったからなぁ。

しかしまぁ・・・彼是一ヶ月以上前に1回読んだきりなので、これ以外はトンと覚えてないのが現実だったりする(マテ

★★★☆☆

21世紀少年(上) / 浦沢 直樹

いかん、いかんぞ、もう前の巻の内容が思い出せない(--;;
#この人の漫画はこれがいつも欠点になる。
20世紀から21世紀になって、「上」ということはあとは「下」だけで終わりか?全部終わったらまた最初から読み直して見たいところ・・・たが、かつての浦沢作品のように、読み返して面白いかどうか?は分からないけどなぁ。
#イマイチ、メリハリが無い。
「今」からみて昔と未来を行き来し過ぎてて(しかも内容的にもソレを是とする装置までも現れて)都度過去に描かれた事象に但し書きが加えられる。矛盾は無いのかもしれないけど、毎回「実はこうでした」の繰り返しなので、どうも事実を掴みにくくなってるんだな。結果、分かりにくくなってグダグダになる。

イチイチ明確に覚えてたらもっと面白く感じるのかもしれないけどなぁ・・・今回も「過去」へ飛んでしまってるし。さすがに面倒くさい。

★★☆☆☆

Snow in the Dark(短編集) / 叶 恭弘

3冊目の短編集。この漫画家さんとの出会いは、某「JumpNovel」の挿絵だったんですが、その当時から連載モノよりも短編集での活動が多かったわけですが(知りうる限りでは、「プリフェイ」が初の連載)、その短編でもう3冊目。連載モノが合わせて10冊くらいだと思うけど、この比率は結構珍しいのでは。
で、内容なんだけど、、、連載中の「エム×ゼロ」のベースになる作品と他3つ。
#最後のは珍しく原作アリ。
「エム×ゼロ」ベースの「MP0」はまぁ「エム×ゼロ」のまんまだったんですが、最後の原作アリモノ以外の2作は如何にも短編っぽい内容でした。「Snow in the Dark」は最近ではちと珍しい画調で描いてたな。
原作アリの「桐野佐亜子と仲間たち」の設定はなかなか面白かったな。そのまま連載にも繋げられそうなアイディア。

個人的に「恵太二人」や「TOKYO ANTS」みたいなのが好き。

★★★★☆

B型H系(4) / さんり ようこ

とりあえず金城兄が童貞、という設定に笑ったw
#そうきたか。
ネタはそっちの話ばっかりのアホ漫画なのに、清いキャラばっかやな。常識人の竹下だけじゃねーか、やってるの(苦笑
山田の発想はオヤジっていうかもうそういうのも突き抜けてるな。物事、常識知らずにテンパってるとこういう行動を取る、ということなんだろうなぁ。
#テレフォン~の展開は竹下でなくても理解不能だ。

今回は知ってる曲が8曲だけ(サブタイトル)。B'zはもう来ないかなぁ・・・

★★★☆☆

サクラ大戦 漫画版(7) / 政 一九

最初の頃は「原作(ゲーム)通りだ、すげぇ~」とか思ってたわけですが、こんだけ原作どおりでなぞって来ると、そろそろ「何か漫画ならでは、が無いだろうか?」と探してしまうところ。

・・・が、今回も原作どおりでした(チャンチャン♪

いや、まぁ上手いんだけどね。絵とか。

★★☆☆☆

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店頭でとある漫画の最新巻を見つけたのですが、そろそろ買うのを止めようかと思って購入回避。実はその原作を昨年末から読み続けてる(長いな)のですが、やっぱりその原作の味が全然出てないですね、漫画の方は。難しいとは思いますが・・・
あともう1つ、この間予告しましたが、ついに「ブラックジャックによろしく」を売却。ま、売って金になるかどうかはともかく場所の確保の方が重要だしね。

6月はかなり低調でしたが、今月はハイテンションな連中が集まってます。楽しみ~

コメント(2)

>購入回避
ハルヒのことかーっ!!…ってまぁ、大体同感なんですが。
原作の持ち味をほぼ全くといっていいほど再現出来てないからなぁ…。
何よりもキョンの性格が原作からかなり乖離してしまっているのが痛い。

…これで違うマンガだったらとんだ恥さらしですな(汗

tomcutさん>

…これで違うマンガだったらとんだ恥さらしですな(汗

ええ、違いますよ?





















































































































































・・・嘘ですよぉ(・∀・)ニヤニヤ

>購入回避
ハルヒのことかーっ!!…ってまぁ、大体同感なんですが。
原作の持ち味をほぼ全くといっていいほど再現出来てないからなぁ…。
何よりもキョンの性格が原作からかなり乖離してしまっているのが痛い。

原作通りなんだけど原作通りじゃない。そういう印象を持ちますね・・・キョンの内心のツッコミやらがこの作品の持ち味の1つだと思うんですが、この漫画版の方はそれをまずほとんど表現し切れていない。
#よって、ハルヒの行動/言動との掛け合いが発生していない。
厳密には・・・さすがに要所要所でソレが全く無いわけではないんですけどね・・・でも物足りない。だからキョン自身の性格も変わってしまっているように見える。結果、ハルヒがただのDQNにしか見えないようになってしまっている。お笑いで言えば常にボケっ放しというかなんというか。
視覚的に見えてる部分はそれなりに忠実なんだけど、視覚的に見えない部分は見えないままにしてしまっているからこうなる。アニメ版はその目に見えない部分をちゃんどボイスによって補完していたからこその成功だったんでしょうけどね。
つか・・・ほとんどこの作品の肝でもあるわけだから、漫画版の作者もそのくらい分かりそうなもんだけどな・・・楽して金稼ごうと思ったら、確かにそこまで凝る必要は無いんでしょうけど。

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この記事について

このページは、汎通が2007年7月 1日 22:52に書いた記事です。

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