久々に楽しめた一冊

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バガボンド(25) / 井上 雄彦

この漫画はしばらく進展が無かったので(元々1冊における分量が非常に少ないので)、1回読んですぐ終了、って感じだったのですが、今回の巻は、伝七郎との鬼気迫る勝負やその伝七郎の想い、そして新当主となった植田率いる吉岡一門の意地と武蔵の今後の展望など等・・・見所が多かった。
#正直、おつうとか又八はどうでもいい(ぉ
ま、それを通しての沢庵和尚の指摘する「優しさ」に繋がってるんだから、意味が無いとは思わないけどな。

伝七郎の覚悟は良かったな。個人的には天才・清十郎よりもこっちのが好き。なんつーか・・・いろいろその天才の兄との比較や、武蔵との開いていく差などに葛藤する様、それでいて一門を考える、家族を考えるという人間性が綺麗だ。

しかし武蔵は強くなりすぎたな・・・

★★★★☆

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このページは、汎通が2007年3月25日 22:50に書いた記事です。

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