作家・乙一(以下敬称略)が2002年に発表した小説「暗いところで待ち合わせ」が、天願大介監督により映画化される事に。視力を失い、父をも病気で亡くし、独り静かな生きようとしているミチル役に田中麗奈、職場の人間関係に上手く馴染めず、孤独な日々を送っているアキヒロにチェン、ポーリン。主人公の友人役に宮地真緒。他の出演者に、佐藤浩市、岸部一徳。2006年8月全国ロードショー予定。
主人公に何故か香港俳優ですが(まぁ半島のよりは良さ気だが)、他のキャストにもかなりの有名どころを配して映画化。昨年「ZOO」が映画化されたけど、オムニバス形式ということで監督もバラバラ。いろんな味はあったけど、今回みたいな1ストーリーでの映像化は初めてになる。
#Web配信だった「手を握る~」もあったが。
実は個人的に、乙一作品では「SEVEN ROOMS」「GOTH」並に気に入っているのがこの「暗いところで待ち合わせ」。叙述的なトリックも然ることながら、ミステリアスな内容の中に何処かこう、せつなさを感じさせる空気が描かれている。
これは楽しみですね・・・まぁ例によってDVD化されてから観るんですが(^^;
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しかし乙一・・・新作はまだか?orz
#もう2年くらい新作無いような。次は旅行記・・・とかじゃないよね?(爆
ジョジョ外伝もほぼ諦め入ってます(滅
や、どうもお久しぶりです。
こんなんばっかで情けないですのう。
「暗いところで待ち合わせ」映画化ですか、
これは乙一作品の中でも個人的にお気に入りの作品のひとつですね。
やはり中盤でミチルが一人で(ちょっと違いますが)外へ出てカズエに会いにいくシーンが好きで好きでたまらないです。
特に出会ったあとのあのセリフ…
うーん、今思い出しただけでもジーンとくるなあ。
映像化は充分可能でしょうが、あの雰囲気をどこまで表現できるでしょうかね。
しかし乙一作品は映像化が難しそうで困ったものです。
「GOTH」の「犬」とか「Calling You」の「華歌」(傑作!)とか。
ところで乙一氏の新作ですが、先日新潮文庫から発売された「七つの黒い夢」というアンソロジーに短編が載っています。
「この子の絵は未完成」という作品で、さすがにうまいなあと思わされますがやや小粒で物足りない感じ。
個人的にはこの中の作品「天使のレシート」を乙一で読みたかったなあという気分です。
ちなみに「この子の絵は未完成」の初出、2002年12月号ということで約3年前ですか、
本当の新作が待ち遠しいです。
'06.03.03 (Fri.) CLOUDY 02:22 G.CAR.STK
G.CAR.STKさん>
や、どうもお久しぶりです。
こんなんばっかで情けないですのう。
まったくですよ、もう(ぉ
「暗いところで待ち合わせ」映画化ですか、
これは乙一作品の中でも個人的にお気に入りの作品のひとつですね。
おぉ!良かった、この作品を評価してくれる人がいた。
やはり中盤でミチルが一人で(ちょっと違いますが)外へ出てカズエに会いにいくシーンが好きで好きでたまらないです。
特に出会ったあとのあのセリフ…
うーん、今思い出しただけでもジーンとくるなあ。
2人の距離はとても近いのに、直接に意思を伝えられない。伝えたいけど伝えちゃいけない。だからそれとなく、さりげなく、お互いを意識するだけの関係。もう見ててもどかしいというかなんというか。
ミステリの一面も持ってて、それはそれで驚かされる大きな要素なんですが、この雰囲気があればこそという気もします。
映像化は充分可能でしょうが、あの雰囲気をどこまで表現できるでしょうかね。
どうするんでしょうねぇ~
ミチル視点は描かれるのでしょうか?その場合は黒塗り(ry
ところで乙一氏の新作ですが、先日新潮文庫から発売された「七つの黒い夢」というアンソロジーに短編が載っています。
ソレは知らなかった。
アンソロジー参加作品といえば「SEVEN ROOM」や「階段」でしょうか。「SEVEN ROOM」は言うまでも無く傑作でしたが、個人的には「階段」もかなり好きな部類です。