2005年12月26日の更新

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ゲーマー日記
 05年のまとめ その1


最近、過剰演出報道というのがいろいろ引っかかります。
今朝の話ですが・・・昨夜の東北で発生した列車事故、死者が出るほどの痛ましい事故であったわけですが、その現場リポートのやり方がまたなんとも意図バレバレの演出報道で、見てて馬鹿らしく感じてしまいました。
#この辺で有名なのは、日テレ「情報ツウ」。
夏の鹿児島での台風中継でも、阿部リポーターが風雨の中を風に飛ばされそうな"演技"をしてる傍を、会社員が普通に歩いて通勤してたってのは有名な話。
#まぁそりゃ雨風は横殴りなわけで、びしょ濡れにはなっただろうが。
ただ、歩ける環境で"立っていられない""飛ばされる"って演技をしてたのは事実。

そして今回、「暴風雪の中」という演出をしたかったんだろうけど、地元の自治体会長さんを"周りに遮蔽物の無い雪原まで呼び出して"(数十mほど先に建物が映っている)、その会長さんをスタッフが風で(?)倒れないように、とわざわざカメラに尻向けながら支えてまでインタビューしてたわけですが・・・いや、そのン十メートル先にある建物まで行けや!!と全力でツッコミたくなる光景でした。
#つか、その会長さんもいい迷惑だろ。
クソ寒い中そんなとこまで引っ張り出されたらたまらんわな。ちなみに、その時の風速計では11mだったかな。ま、確かに強い風ではあると思うけど、この時期の日本海側では普通に吹いている風な上に、その程度で人が倒れるってのも?という感じ。その数字を聞いたスタジオの峰さんも回答に困ってたじゃん(苦笑

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なんつーか・・・マスコミのこうした感覚が事件・事故そのものを軽くしちゃってるんですよね。
同じ列車事故で4月にあったあの件でも、被害者は本当に深刻だし企業としても大問題なのに、やはり記者による過剰な問い詰めが批判の対象になりましたよね。本当に問題にすべきはそんなところじゃないのに、自爆して視線を変な方にずらせてしまう。今回のにしても魂胆がミエミエで、むしろその事故の酷さが伝わらない。
マスコミはもっと自分らの報じる姿勢を正したほうが良いよ。実名報道がどーとか言う前にさ。

参考>ビーバートンの大洪水

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このページは、汎通が2005年12月26日 11:34に書いた記事です。

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