確かに参院での否決によって衆院解散というのは「?」と首を捻りたくなるけど、その否決後の記者会見、反対派諸氏の醜い笑顔とは反対に小泉首相の主張の筋の通りっぷりには正直驚いた。
#奇麗事は一切無い。
その成否を国民に問う、というスタンスは非常に納得できる。
こういう展開になったからこそ、むしろ真に迫ってその「本気」が良く分かった気がする。昨夜のエントリの時点ではあそこまで意志が強いとは思わなかった・・・これもまた、自分がメディアの小泉首相の取り上げ方に騙されていた、ということなのだろうか?
その結果、小泉首相「支持」は61%で、「不支持」の39%を引き離した。理由は「公約をやり抜こうという姿勢」「利権の構造を改革すべきだ」などだった。半面、「郵政民営化に賛成」という意見はほとんどなかった。「不支持」理由は「国民生活のことを考えていない」など。
■郵政解散-小泉総理記者会見全文
私は今、国会で、郵政民営化必要無いという結論出されましたけれども、もう一度国民に聞いてみたいと思います。「本当に郵便局の仕事は国家公務員じゃなきゃ出来ないのか?」と、「民間人ではやっちゃいけないのか?」と。
これが出来ないでどんな公務員削減が出来るのでしょうか?
どういう行政改革出来るんでしょうか?
これが出来なくて「もっと大事な事が有る」、もっとも大事な事、公務員の特権を守ろうとしてるんじゃないですか?国家公務員の身分を守ろうとしてるんじゃないですか?反対勢力は?!
そういう「既得権を守る」「現状維持が良い」そう言う勢力と闘って、「本当に改革政党になる!」「自民党はなったんだ!」と言うことから、この選挙、国民に聞いてみたいと思います。
自由民主党は郵政民営化に賛成する候補者しか公認しません。
云わば、ハッキリと、改革政党になった自民党が、民営化に反対の民主党と闘って国民はどういう審判を下すか、聞いてみたいと思います。だから、解散をしました。
そして、この郵政民営化に賛成する自由民主党・公明党が国民の支持を得て過半数の勢力を得ることが出来れば、再度選挙終了後、国会を開いてこれを成立させるよう努力して行きたいと思います。
以上であります。
何せ自称"変人以上"だから120%鵜呑みにできるか?ってのも確かにあるにはあるんだけど(笑)、それでも今回のこのコメントは筋も通ってるし意思も感じる。
なんかこう、首相になった頃のギラギラした感じがあるよなぁ~
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