F1の将来は・・・

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■F1・オーストラリアGP決勝
Liveを仕事中サブモニタで眺め、先に結果を知ってしまった分もあってか先ほど録画していた放送分を観ていたのですが途中で飽きてしまいました。


ゴメンナサイ・・・ちょっと嘘ついてました。
本当のところ、それ以前に退屈な内容に観る気なくしたってのも結構ありました。
多くのF1ファンは今年のF1をどう観るだろうか?造られた予選結果造られた混沌、そしてレースに困窮するドライバー、チーム
2005年の主なレギュレーション変更は以下の通り。

・2レース1エンジン
・1レース1セットタイヤ
(但し、破損が認められた場合のみ交換可能)
・予選日程の変更
他、マシンパッケージにも細かくいくつか(フロントまわりなど)あったけど、その辺はまた後日として・・・
さて、予選初日は天候変化の為に大幅に荒れた結果となりました。そして2日目との合算でもその結果は変わらず・・・予選結果は所謂波乱と言ってもいい状態となりました。
決勝・・・波乱、つまり、速い車が後ろにいき、遅い車が前に行くそんな状態を孕んでいる場合によく使われるわけですが、さてそうなった時、単純によーいドン!で速い順にスタートした場合よりも混戦になるのは当たり前かと思われます・・・が、現実には違いました
チーム・ドライバーはタイヤ、エンジンの耐久性を考えて攻めることが難しくなり、喩え予選トップと中段並の差があろうとも、容易に速い車が遅い車を追い抜けない状況を生み出してしまっていたのです。
自分はジャック・ヴィルヌーブは(性格はともかく(マテ))非常に"巧い"ドライバーだと思ってるし、実際、ザウバーを応援しているわけだから、今年の彼の走りには期待している。で、今回の明らかにセットの決まっていない車でトップクラスの速さを持つルノー・アロンソを何周にもわたって抑え続けたのをとても興味深く、楽しく眺めさせてもらいました。
がしかし・・・よくよく考えてみると、それは先に挙げたことも背景にあると言うこと。アロンソは見た目攻めていたのですが、それでも最後の最後で先に挙げたような理由からもどうしてもジャックを抜きあぐねていたのではないだろうか?他にも、同じく今回の決勝良いところの無かったザウバー・マッサを琢磨、シュー兄さん、ライコネンの3名(琢磨はともかく、後ろ2人は明らかに速い)はやはり抜けなかった。
そう、順位を考えるともっと各所でパッシングが見られてもよかった筈なのに、なんとも退屈そうな渋滞レースになっていた、ということだ。
確かにレッドブルやトゥルーリの健闘もあったし、見た目通りの力関係だったのかもしれない。けれど今回に限っては・・・正直、どうにも見てて何か違うと感じざるを得なかった。それが昨年までと同じ条件で感じられたのならともかく、全く別の理由に依ってのものだったのだから・・・なんかね(--;;

まぁとにかく・・・次回はもっとじっくり観たいところですよorz


最後に・・・フィジケラにはとにかくおめでとうを言いたいと思う。
前回みたいな微妙な優勝とは違い、今回は文句なしの栄冠だ。今年のタイトル争いに食い込んでいけることを証明した。
あとは・・・なんつーか、正直、戦力分析する気にもなれないようなレースだったので、やっぱ次回かな。

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このページは、汎通が2005年3月 7日 22:58に書いた記事です。

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