「ROOKIES」のギブアップから約1年、森田まさのりの新作が読み切り短編「柴犬」でした。
中身は「柴犬」前後編と「ギャングエイジ」「砂漠」が7割方、残りをショートショート2本と、91年(まだ「ろくでなし」連載中)の短編「殺し屋も笑う」の計6話収録。値が張る(980円)だけあってボリュームも大きいです。
目的は最新作の「柴犬」だったんですが、予想以上に面白かった。
#ちょっと他に類を見ないよなぁ。
「お笑い芸人」を主役にしちゃってるのは珍しいけど、作り自体はオーソドックス。でもそこに森田漫画独特の"若者を描く"に長けたエッセンスが加わるとこうも面白くなるものか。
描いていくと、たしかに漫才のネタを漫画や文字で読んで面白いのか?という問題に突き当たります。でも、ここは僕自身、恥をかくつもりで描ききろうと開き直りました。
他で気に入ったのが「砂漠」。ボクシングはこの人の得意分野だろうけど、ボクサーではなくレフェリーにスポットを当てて、その苦悩をアレだけ短い物語で描いちゃうんだから凄い。
しかし「殺し屋も笑う」を読むと、如何に「ろくでなし」が凄い作品だったかがわかるなぁ・・・画が全然違うんだもの(^^;
■「妹は思春期」(5)
4コマなだけに、これほど下ネタオンリーの漫画も珍しいというか(^^;
作品の性質が性質なだけに新キャラの加入は避けられないと思うのですが、意外に2~3巻ではそれっぽい印象無かったんですよね。せいぜい従兄妹と小宮山?
今回は外人教師のマリア・ルーズベルト(レズ)とメインキャラの1人矢野アキの他校の友人・金城カオル(どこまでもピュア)が新キャラ。
#金城は当然ハマの金城が名前の元ネタなんだろな。
そういえば城島兄を狙っている叶ちゃんは、カバー裏では「今回はカラー扉独占」とか言ってたけど、漫画本編ではほとんど出番無かったような?まぁあっても小宮山先生に間違った知識与えられるだけで終わるんだがw
そういえば某氏らが「これ持ったまま捕まりたくない」だのどーの言ってましたが、この漫画だと違う方向の理由で(ry
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