2008年4月13日

悲劇

とめはねっ! 鈴里高校書道部(3) / 河合 克敏

書道部の合宿、ってのがまた物珍しく映ってしまうわけだけど。
#そもそも、書道部ってあったっけなぁ・・・
うちの高校、あの地域では多分一番部活も盛んだったんじゃないか?って思うけど・・・如何せん体育会系だった自分は、こういう文化系部活に弱いのです(^^;

この合宿、書家の三浦清風の提案で始まったものだけど、この先生、言うだけあって実に良いキャラになっている。
#漫画でこれほど「書道」を知らされることになるとは。
#(つまり、そんだけ作者が勉強していることになる)
なんつーか・・・運動部みたいに"対戦"が常、というのを描くことにはならない分野だからこその描き方なんだろうな。キャラクターにそういうライバル意識を持たせて競わせて、さらに締めが"品評会"という形で争わせる。技術論と対戦の面白さがちゃんと活きている。
#文化部系の「おお振り」みたいなもんか。
棒を書くこと、○を書くこと、二等辺三角形を書くこと・・・それぞれに意味があって、初心者である主人公もヒロイン(?)も共に疑問を持ちながらも始めて、ソレを理解して上達していく。で、その上で学校モノとしての独特の空気や青春モノとしての側面もちゃんと描く、みたいな。
落款印のような専門の話も出てくるし、「マナカナ?」みたいな小ネタもキッチリ入れてくる。上手いですね。

★★★★★

かりん(14) / 影崎 由那

集め始めて半年ほどでしたが、早くも終了です。
#まぁ知ってたけど。集め始めた時点で。

なんというのかなぁ・・・「悲劇」なんだけど美しいというか。上手くまとめたなぁと思うけど、同時に悲しさというか切なさというかが漂ってくる、そんな内容でした。
#まーよくあるけどね、ゲームでも。ああいう終わり方は。
でまた、納得できるから困るんだ。真紅家が"そういう結論"を出すことは、もう仕方が無い・・・だから切ないんだろなぁ

気になったのは、前巻で真紅家がかりんを救い出す作戦会議を開いていた時に、カレラが錬に「お前が先に行かないと~」と言ってた伏線。あれは結局なんだったんだろうか?
#考えられるのは、やはり果凛の記憶を消す作業の順番なんだろうが。
しかしあの段階だとそれを考えて先に行かせるのはあまり意味が無いような?
まー果凛と健太のその後とかクマーになったジェイムズとか「ちょwww錬wwおまwww」な展開もあったんですが、この作者の描き方で「女作者らしいなぁ」と思うのが、友里耶が"それでも"グラークを助けに行ったことや、あと健太に祖母さんの見舞いに行かせた所かな。男性作者だとこういう所を描くってアイディアはあまり出てこない気がする。
あーあと、杏樹の涙は反則ですね。そりゃあーた(ry

★★★★★

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「かりん」の方は、この後外伝的なエピソードもあるそうで。単行本化されるのを期待しましょうか。
今週は週末に「ネギま」。前の巻では完全にRPGになっちまってましたが、さて如何続くかな?

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